群馬県嬬恋村スキー行珍道中(五平餅の道)①2021年01月29日

 1/25から1/28までは群馬県嬬恋村に宿をとり、15人ばかりが関東や関西から集まってスキー懇親会を楽しんだ。とはいえ、このご時勢であるから山岳会は関与せず、個人の任意の集会ということになった。当初は20人程度が5人減ったという。
 名古屋は朝6時に出発。最初はR153で伊那へ周り北上する予定が、スマホのナビはどういうわけか豊田市でR419へ行け、と案内する。治部坂峠経由の計画はナビに負けて岐阜県へ迂回し、岐阜県の山間部沿いの県道を走って恵那市へ出た。道の駅や売店の五平餅の看板が気になった。

 後はR19をひた走る。国道沿いの吉野家で朝食をとる。
 次は塩尻の手前の洗馬駅付近からR19を出よ、とのガイダンスがあり不思議に思いながら走った。すると最初は川沿いの道やごちゃごちゃした市街地を走ったが、次第に田園地帯へ誘導された。どこをどう走ったかは記憶にないが梓川にぶつかり、倭橋南という信号で梓川右岸へ右折したことは覚えている。
 地図で見ると松本空港の西側を走ったようだ。洗馬から奈良井川を渡り、アルプスグリーンロードをたどり、道の駅「今井恵みの里」にも寄ったことを思い出した。買うものはなかったが地物野菜がたっぷりあった。その後は梓川沿いにはしりR254へ誘導されて、上田市へ。R254から県道176へ、再びR152へと。大屋でR18を突っ切り、県道176で田園地帯を迂回しながら真田でR144(幸村街道)に入ると後は鳥居峠を越えて群馬県へ行く。真田付近からは以前の記憶があるのでスムーズだった。
 菅平への分岐からすぐのところにある「峠のおやき なかざわ」の看板に「五平餅」があるのが気になった。(有)ナカザワ商店の出店で本店は上田市市街にある。写真で見ると三河のそれと同じ形である。

 「上田市 五平餅」でググると
「五平もちは長野県の木曽地方や伊那地方に伝わる郷土料理で、炊いたうるち米を潰したものに、タレをつけて串焼きにしたもの。かつては豊作への願いと、その感謝を込めて、神前に供えられたといわれており、今でも長野ではハレの日や大切なもてなしの席に欠かせないものだ。扁平な楕円形が一般的だが、円形のものや円盤型を複数刺したもの、団子状のものなど、地域によって形が異なり、タレもすりつぶしたくるみが入った味噌味や、くるみとゴマをすりつぶしてあわせた醤油味、ゆずや山椒を入れて風味を出したものなど、様々なものがある。」

 南信州ナビHPの五平餅は「飯田の五平餅の特徴
https://msnav.com/navi/tokusan/food/goheimochi
 「五平もちには地域によって餅や串の形、付けるタレなど何種類かあります。一般的には、団子型もしくはわらじ型に整形し、串に刺して焼き、味噌や醤油をベースにし胡桃や胡麻、山椒の芽などを加えたタレを付けて作ります。現在飯田で作られている五平もちには、主に眼鏡型とわらじ型があるほか、御幣を模した波形をした五平もちもあります。こうした様々な形の五平もちを、ひとつの地域で味わえるのは南信州だけです。」という。
 どうやら南信州が本場だったみたいですね。飯田市のHPには味の文化財とまで書いています。
https://www.city.iida.lg.jp/site/bunkazai/goheimochi.html

豊田五平餅学会まであるらしい。
http://www.toyota-go-hey.jp/history/kigen.html

塩の道は五平餅の道
https://wedge.ismedia.jp/articles/-/1955?page=3