『山・自然との対話』 日本山岳写真協会東海支部 創設40周年記念写真展を見学2020年11月17日

 愛知県美術館8Fで今日から開催された山岳写真展を見学してきました。いずれ劣らぬ大作、力作、傑作、佳作揃いでした。入場無料。11月23日まで。Kさん、Sさんらが対応に大わらわでした。Hさん(女性)にもお会いしました。こんなイベントでもないと中々会えません。
 Kさんの話ではFさん(女性)が9月に亡くなられたと知りました。山岳写真が大好きな88歳くらいだったと思います。それもそのはずで、父親は登山家で毎日新聞の有名なカメラマンでした。名古屋生まれの富豪で山岳映画の嚆矢として冬の黒部の山岳景観を映画化した伊藤孝一の映画フィルムを発掘したことで知られています。

古道に関する書物整理2020年10月31日

 今日は小寒い朝。洗濯を済ませて遅い中食を用意するとすぐ昼前になってしまった。午後は書物の整理整頓を行う。山岳会で古道をテーマにする事業が始まったので、関連の書物を集めておく。

山岳古道 推薦の目安

《推薦のポイント》

★できるだけ、4時間以上歩く距離があるところ
★山中を歩くことが多い古道
★歩いておもしろい道、興味がある道、歴史的文化的な要素がある道、忘れられている道など

1、 司馬遼太郎「街道をゆく」シリーズ・・・作家としての紀行集

2、 藤森栄一「古道」と旧版「かもしかみち」・・・古代遺跡発掘に生涯を掛けた人の旅

3、 高桑信一「古道をゆく」・・・全国の古道を歩いた紀行集

4、 松濤明「風雪のビバーク」の中の「春の遠山入りに出てくる”小川路峠”・・・南アルプス登山の前山越え

5、 権兵衛街道・・・木曽の中山道がにぎわうに連れて伊那から木曽へと物資運搬のために権兵衛峠(木曽山用水)、姥神峠が開削された。

6、 東山道の御坂峠・・・万葉集にも詠まれた歴史ある道。北畠氏はここを越えたのだろう。

7、 木曽古道・・・中山道以前の山腹の古道。山里と山里をつなぐ道

8、 「ぎふ百山」の中の蠅帽子峠(官道)・・・水戸の天狗党800人が人馬、大砲を解体して越えた道。今はブナ林。

9、 青森県の算用子峠を越える松陰道・・・吉田松陰、松浦武四郎、菅江真澄が越えて蝦夷へ渡った道

10、 長野県への白巣峠を越える御嶽登拝道・・・地元個人の尽力で開削されたが中央線が開通すると寂れた忘れられた信仰の道

11、 福島から米沢市へ越える板谷峠(板谷街道)・・・上杉鷹山は江戸から旅してきた細井平洲(東海市出身)を普門院で迎えたという。

12、 飛騨から信濃へ越えた野麦街道・・・女工らが諏訪の製糸工場へ通った道。

12-1美女街道

13、 飛騨から信濃へ越えた安房峠の旧道・・・ウェストンが越えた?

14、 越中から飛騨へ入る飛騨街道・・・凡兆、ウェストン、小島烏水、普羅などが越えた。

会議にでる2020年10月29日

昨夜は山岳会の会合に久々に出席した。やはり、生の会話は良いものである。話のやり取りに間断なく対応できるからだ。メールとかだとタイムラグがあるので途切れ易い。先輩に誘われてその後で一杯やった。これもコミュニケーションに欠かせない。
本日は句会だったが、昨夜の飲み会で大して飲んでもいないのに酔いが残ってしまったようだ。15時からの句会を失念してしまった。電話があり、すぐ駆けつけた。こっちは1ヶ月に一回のペースで続いて来た。昨夜は酔いで何の準備もしていないから手ぶらになった。どこかで挽回がいる。コロナ禍から少しずつ回復しています。またみんなで揃って俳句談義を楽しむ時期が来る。

『山と溪谷』誌11月号2020年10月21日

 10/15に発売した「山と溪谷」誌11月号の売れ行きはどうかと、ジュンク堂栄地下店へ見に行った。発売時5冊以上は在ったが、1週間後の今は2冊残っていた。山岳書コーナーにまわって1冊あった『分県登山ガイド 愛知県の山』の在庫が無いことが分かった。相乗効果で売れたみたいです。やっぱり地元の山が取り上げられると、一度は登った山であっても買われるみたいだ。

TSS例会2020年10月07日

 例会は午後7時から始まる。その前に会報の作成があった。今夜は14名が集結したが山行が出てこない。そんな中で若いM君が来場してくれた。というわけで小秀山をやることにした。しかし、台風が来るとまたおじゃんか。以前も大雨で、県道が崩壊し計画が流れた。雨にたたられる計画である。しかし、久々に出て来た会員から来年は東北の鳥海山をやろうと話が決まった。3名いた。2泊3日。正月早々から鍛錬していかねばなるまい。目標ができると体づくりもへこたれない。

創業よりは継承が難し2020年09月20日

 会報の記事に追悼文があった。超有名大学山岳部OBで72歳で病死。税理士であった。死因はがんらしい。約20年前を振り返ると、デフレの最中だった。税理士の取引先は中小零細企業が中心。デフレで年々売上が減ってゆく。借金をすると担保の土地も値下がりするので増し担保が求められる。売って返済しても残債がある。というわけでキャッシュフローが極めて悪い。退職金が出せるうちに廃業しようか、となる。出せる会社はまだいいが、出せないと破産である。
もしも連帯保証人を付けていたり、なったりしていたら破産に巻き込まれる。破産で弁済を超えた部分は即連帯保証人に来る。というか、最初から弁済することになる。できなければ自殺する人も多数いた。年間3万人もの自殺者が続いた中には経済的困難で生きるのを諦めた人もいただろう。
 それに消費増税が追い打ちをかけて来た。
 税理士としてそんな時代を生き抜いて来た人である。しかも親からの取引先を継承してきた。一見楽なようだが、「創業よりは継承が難し」である。年々、顧問先が減ってゆく。破綻した取引先のホローもしなければなるまい。一方で、新規の取引先の開拓も必須である。事務所経営で日々悩むうちに癌細胞がひそかに形成されてゆく。たまには山に登ったらしいが心は晴れなかっただろう。
 ではどんな処方箋があったのだろうか。デフレに打ち克つにはひたすらコストダウンしかない。仕事のやり方の見直し、生活水準の見直し、その他。幸い後のことは有能な息子さんが引き継いだ。そこは救われる。

久屋大通り公園2020年09月16日

 久々に埼玉県に長期出張の友人が帰名した。それで昼食を共にした。また伊賀方面に出張らしい。夕刻になって居酒屋を経営する旧友の消息を知りたくて徒歩で赴いた。途中で久屋大通り公園の店がオープンして賑わっていた。わざと店の並ぶ中道を通ってみた。以前は高い雑木が生えた疎林だった気がする。そこにベンチはあったが余り利用者はいなかった。それでTV塔以北を再開発したのだろう。人の流れを呼べるかどうか。
 コロナ禍で閉店かと危ぶんでいたが居酒屋のおやじは無事営業中であった。新しく若い女性のスタッフも入り新鮮味があった。他にお客は1人だけだから辛うじて店を持たしているのだろう。ビールと水割り、魚の塩焼きを当てに9時ごろまで居て帰った。ともに山岳会の友人らである。

虎落笛を吹く台風10号の風2020年09月06日

 台風10号が接近中である。マンション12階に住む我が家では、ベランダから「ヒューヒュー」と冬のような虎落笛が吹く音が聞こえてくる。強風が無理やり隙間を通過する際に出る音みたい。
 暑さ対策のために付けたすだれも強風にあおられている。巻けるものは巻いて、大きなすだれは垂らしてあった下部を細紐で固定した。もう少しばかり働いてもらうので付けたままにしておく。
 スーパーで牛蒡を買ってきて、久々に5分づき米御飯に親鳥の牛蒡炒めを入れて鶏めしを作った。親鳥と牛蒡、ニンジンのささがきをごま油で炒めて、砂糖と醤油で味を濃いめに付ける。酒も少し振っておく。炊き立てのご飯に混ぜ込んで出来上がり。五分づき米は少し糠が残るので味覚は良くないが、糠に残る栄養分(VB,VEなど)が取れるので重宝する。糠の繊維質も大切なもので便秘を解消する。
 8月に比べて多少でも気温が下がって睡眠に深みが出てきた。反対に夏バテの症状も感じる。寝ても寝ても寝足りないのは、夏の間、否今も、氷をマホービンに詰めて冷茶を常飲してきたからだろう。つまり胃腸の弱りがあるのかと思う。温かいものを食べたり飲んだりするように心掛けているがそれでも冷たいものに手が出てしまう。
 今日は台風のせいもあるが同行者も体調を壊してしまい沢登りも中止になった。もっと汗を流し、体内の筋肉を動かして余分な脂肪を減らしたいのだがどうにも動きにくい。しばらくはこのまま晩夏を過ごす。暑さ寒さも彼岸までというから後2週間ほどは残暑に苦しむか。

山の選定2020年09月05日

 過日某雑誌社から東海地方の山の選定のアンケートがあった。大阪と名古屋のテリトリーの範囲内で登山向きの山を選んで欲しいという希望である。山は尽きることがない。しかも数が限定的であるから難しい。
 いろいろ考えた上で、『東海・北陸200舟山 上下』から選んでみた。高速道路の延伸で日帰り圏は驚くほど広がった。かつては前日に行かないと登山口に到達できない山も今では楽に行ける。ありがたいようなつまらないような気がする。一応まとめて送っておいたが果たして企画にあうかどうか。

登山における基本のキ2020年09月01日

朝日新聞朝刊18面(2020.09.01)
 9月1日付けの朝日新聞朝刊の18面です。「低山登山 意外な落とし穴」のテーマで掲載。先週辺りから電話取材を受けていました。村井記者が実際に登山して見聞してまとめられた。
 私の所属山岳会のブログでも春先に今年は遭難が増えるぞ、と意識的に遭難事故をアップ。5月前後で23件、6/19から8/31までではなんと70件を越えました。しかもほとんどは低山でした。
 5月前後は道迷い、及びそれに起因する滑落が多数でした。夏になってからは、8月だけでも55件ほどあり、年齢も遭難原因も多岐に亘りました。
その中で気がついたのは登山届の未届、或いは家族にも知らせていない、知らせても、「山に行く」とだけ、だったりした事例があった。初動の救助に戸惑うわけです。慣れからくる油断である。
 長野県で遭難対策にあたる人は、計画書段階で出さない登山者は「登山に行く前に遭難している」と大言壮語したものでしたが、現実にそんな人が多かった。自分もそうならないようにしたい。
 富山県、岐阜県、長野県の救助側の人の話も聞いてきたが遭難する登山者は後を絶たない現状である。