上松尾根を歩く②~三角点「金懸」まで2020年07月31日

三等三角点「金懸」は登山道から離れている
 7/30の7時過ぎにマイシュラフを持ち込んで就寝。小用で2回起きたが、3時に起きた人が外は大雨と告げた。うわっ、登山はダメかと思ったが明るくなると雨は上がった。朝食を済ませ、パッキングをすると6時に出発。
 登山道は森林の中を縫うように続く。雨上がりの森は湿潤で風がなく暑いので汗がたらたら出る。ついに合羽も脱いで軽装にしたがまだ暑い。よろよろと登りながら高度を稼ぐ。4合目、4合目半などと目安を数えながら大休みする。
 そして金懸小屋の手前のがけ崩れに遭遇し、慎重に突破すると小屋だった。やれやれである。地形図を見ると登山道はわざわざ尾根を外してがけのある沢の横断をするように設計してある。これは水を確保するためだろう。水を得た沢の近くに避難小屋を作った。長大な尾根道ではどうしても水が不足するから危険だが必要なことだった。
 10時になり、木曽前岳の予定は大幅カットして、せめて三角点「金懸」だけでもタッチして行こうと、ふたたび重い腰を上げた。三角点はこれまで何度も通過したが見たことはないので少し離れた場所と見当し、GPSでもっとも近いところから登山道を離れて探ると5分ほどで見つかった。展望はないが樹林越しに麦草岳は見えた。ここで上松尾根の三分の一くらいになり切り上げて下山した。
 2時前に小屋に着いた。小屋からは滑川を隔てて、風越山、2339m(萩原沢岳)、2368m(蕎麦粒岳)などの曾遊の山々を眺めた。
 出会った登山者は行きがけに3人パーティ、帰りがけに単独の2パーティのみで4人だけだった。夏山シーズンだがここは森閑として三密の心配はない。
 下山後は寝覚めのホテルで一浴びした。JAF割引で450円也。入浴後体重計に乗ると77kg台を指した。2回の登山で約3kg減量。
     老残の身を案じつつ登山する   拙作

上松尾根を歩く①~敬神の滝小屋まで2020年07月30日

まったり寛ぐ登山者
 7/30午後から7/31にかけて木曽駒登山道のクラシックルートである上松尾根に遊んだ。
 明治24(1891)年にはW・ウェストン一行も上松尾根を登り、伊那谷へ横断したと『日本アルプス 登山と探検』(平凡社ライブラリー)にある。上松の旅館の主にはその遠征は失敗すると予言されたそうだが、成功するようにいろいろ世話をしてくれたとも書いてある。恵那山にもウェストン碑が建立された。ここにも是非上松町の山岳観光振興のためにもウェストン碑を建立すると良い。
 山岳会に入会したばかりの30歳くらいのころ、先輩に連れて来られてテントを張り、登山口の敬神の滝小屋を4時に出発、登頂は11時。今思うと鍛えてやろうとの親心だったかも知れない。
 あれから40年経過して私も古希を越えてしまった。当時は体重60kg、今はホームステイのせいもあるが5月下旬で80kg。20kgの重荷を負うて再び上松尾根に来た。
 名古屋は昼過ぎに出発、中津川で買い出しを済ませて寝覚ノ床で豊田市から来るメンバーと合流。アルプス山荘を経て砂防公園に向かった。この先が工事中で平日なので大型ダンプが行きかう。17時前にダンプの運転手さんに敬神の滝小屋まで行くのでと断って現場の道路を走った。
 敬神の滝小屋は以前のままの姿で建っていた。かつては木曽駒のみならず、風越山、萩原沢岳、曽麦粒岳、三ノ沢を遡行して三ノ沢岳、滑川を遡行して宝剣岳、麦草岳周遊の拠点としてここを出発した。だから懐かしくもある。
 小屋の玄関扉は施錠されていなかった。テント泊と車中泊で一晩を過ごすはずが、小屋泊まりになり喜んだ。夕食は簡素に弁当で済ませる。薄暗くなるまで話してまったりした山小屋の時間を楽しむ。

中アルプスの登山の予定は実施2020年07月29日

 明日出発予定の中央アルプスの木曽駒は上松町観光協会に問い合わせると6月の豪雨で流出した橋も復旧したとの情報を得たので実施することとした。上松尾根は今シーズンはだれも利用者がないとのことで登山道の様子までは聞けなかった。
 しかし登山道は大抵はしっかりしている。むしろアクセス道路の方が不安定である。工事車両も入っているとのことらしいので遅めに行くほうが良いかも知れません。
 気がかりは天候である。降雨率50%くらいなので山の上は雲の中であり、霧雨か小雨には見舞われるだろう。歩ければ好としたい。

週末の登山は中止決定2020年07月09日

7/11の予想天気図
 梅雨末期の大暴れとは昔からいうが、今年は豪雨が続く。

 線状降水帯という語彙が目立つので調べると「線状降水帯(せんじょうこうすいたい)は、「次々と発生する発達した雨雲(積乱雲)が列をなした、組織化した積乱雲群によって、数時間にわたってほぼ同じ場所を通過または停滞することで作り出される、線状に伸びる長さ50〜300 km程度、幅20〜50 km程度の強い降水をともなう雨域」」(ウィキペディア)

 九州地区は災害も甚大と報じられる。中部地方も岐阜県飛騨地方でR41の決壊の写真が報じられて甚大な被害が出ている。長野県北部も昨年のことでまだ記憶にあたらしい。長野県南部は豪雨にさらされている。上高地への車道が路肩決壊して通行止めになり孤立が伝えられた。
 こんなんでは山はいっぱい水を含んでいる。自分の車が走ることで車道に負荷をかけ、決壊の原因を作るかも知れない。そう考えると登山よりも交通アクセスの方が危険が高い。
 そんなわけで7/12の登山は中止ということを参加者各位にメールで送信した。外れて晴れる(ことはないだろうが)なら近郊の山へ行けば良い。

梅雨入り2020年06月11日

https://tenki.jp/news/ntv/20200610-07659312.html
 気象庁は10日午前、中国、近畿、東海地方の梅雨入りを発表しました。一方、九州や四国では大雨のおそれがあり、警戒が必要です。
梅雨前線が北上し、名古屋市内では、午前中から弱い雨が降っています。この先も、くもりや雨の日が続くことから、気象庁は、中国、近畿、東海地方で梅雨入りしたとみられると発表しました。各地で、平年より2日から3日遅い梅雨入りです。
一方、梅雨前線の活動が活発になっており、西日本では、11日にかけて、雷を伴った激しい雨が断続的に降り、大雨となる所がありそうです。
以下略
・・・というわけで、名古屋も昨日昼から雨。夜は窓の隙間を5センチ程度明けておいたが梅雨寒の感じで夏布団をかぶって寝た。今朝もどんよりして猿投山はすっぽり雲の中に入った。いよいよ雨の季節だ。今年はいきなり梅雨が来た。新緑の山歩きはほとんど味わうこともなく過ぎてしまった。本当は北アルプスなど高い山がまだまだ新緑を見せているはず。しかし体力が落ちているのでそれも向かう気力が今一だ。今夏はどうなるやら。

真夏日と衣替え、部屋替え、車内整理2020年06月03日

 6/2は朝から暑かった。どくだみ茶が効いて、毒素が抜け、血液が浄化されて頭がさえて来たのか?暇はたっぷりあるのに何だか面倒だった家事がこちょこちょと片付き始めた。
 昨日は半袖で外出しても夕方まで肌寒くなかった。気温は30.5℃あったらしい。今日も31℃の予想気温である。それで今日はかねてからやろうとしていた部屋替えと整理整頓に取り組んだ。するとどこにしまったか分からなくなった登山ナイフが出てきた。

①まず布団をベランダに干して寝室を空にする。クリーナーで清掃。

②ストーブをベランダで空焼する。後は旧寝室にしまう。

③扇風機を出す。ほこりなど清掃する。

④冬物衣料を収納する。虫除けを入れる。

⑤夏物衣料を出す。古いものは処分する。

⑥物置になっていた部屋の段ボール箱、書籍などを旧寝室に移動する。クリーナーで清掃。

⑦スキー板セット、冬用登山シャツ、冬用ヤッケ、冬用シュラフ、灯油缶などは押入れに収納

⑧マイカーに常備して置く沢登りとキャンプ用品は移動する。
別に一覧表作成

⑨マイカーのタイヤのボルトの増し締め

⑩新寝室は夏モードにしておく。夏布団を用意する。

⑪パジャマは薄着に交換する。

左門岳で道に迷った岐阜市の夫婦発見される!2020年05月29日

 昨日5/28の午後4時ごろ、24日以来、左門岳から下山できずに行方不明だった岐阜市の夫婦が4日ぶりに捜索中のヘリで発見された。場所は山頂から3.5km東の銚子滝の下で手を振る夫婦をヘリに発見され救助された。幸い軽傷で済んだという。
 なぜそんな見当違いの場所へ行ったのかは本人以外は不明である。地形図から考えられるのは
①山頂から南の尾根を忠実にたどり、明神山との鞍部まで下り、箱洞を下降した。
②山頂から北の銚子洞への踏み跡をたどりそのまま滝上まで来て強引に下降した。
③山頂から尾根と並行する大平への沢を下ってしまい、銚子洞に合流して下降した。
と思われる。
 4日間の天気は太平洋上に前線が張り出し、そこに吹く北からの風と南からの湿気で雨か霧だったと思われる。越美国境は日本分水嶺なので日本海の気候と太平洋の気候とがぶつかり合い、豪雨か豪雪になりやすい。当日は雨が多かったのではないか。したがって目視で山の同定はできず、地形図とコンパスで自分の位置をチエックする必要がある。
 しまった、迷ったぞ、と自覚すると気が動顛することがありやたら動き回り体力を消耗する。足腰が弱り、食料と水も尽きるので焦る。当日に下山できないと捜索隊が出動するので、基本は迷ったら山頂に戻ればいいのだが、動き回ってしまったらしい。
 今時は樹木の葉が茂り、ヘリから見下ろすと樹海に見える。上からの発見は容易ではない。銚子滝はその空間があるので発見されたわけだ。尾根でも沢の中でも樹海の下なのでヘリが飛び回っても空振りに終わったのだろう。
 それでも軽傷で済んだのは登山が共通の趣味の夫婦なので仲間割れせず、行動したからだ。山中でバラバラになるともっと悲惨である。外野席からは何でも言える。当人たちの道迷いの顛末を知りたい。

岐阜県飛騨地方で地震が頻発2020年05月19日

 昨日地震の頻発する異常事態を書いたばかりだが今日も未明にあった。地元のメディアの報道はまちまちだが、長野県側の長野放送でも以下のように報じた。さすがに関心が高まったのだろう。

地震相次ぐ...約1ヵ月で『111回観測』 長野・岐阜県境付近 未明からけさにかけて11回発生
https://www.fnn.jp/articles/-/43568

焼岳登山はしばらく控えた方が良いかも知れない。また上高地の観光もそろそろ緊急事態宣言が解除されたこともあり復活する。多くの人や車が往来することになる。そんな折に焼岳が爆発したらどうなるか。多くの観光客や登山者も様子見するに違いない。すると御嶽山の悲惨な事故が再発することになる。今度は観光客も混じるので登山届云々の話ではない。行方不明者が多数出るかも知れません。想像の話バッカですが、あるかも知れないと思ったら山なんて行けないことも確かです。それでも地震の頻発という警告は出ているのです。これを警報と考えるのは臆病過ぎるかな。

飛騨地方で地震が集中的に発生2020年05月18日

2020年05月13日 15時15分頃岐阜県飛騨地方震度3の分布図
 日本にいて地震は日常的ではあるが、それでも一番いやな情報である。4月23日は松本市の奥の上高地周辺で起きた震度震度4があった。続いて5月4日は千葉県で震度4、5月17日は紀伊水道で震度4、今日は宮城県では震度4である。
 気象庁のtenki.joのHPで地震情報で「すべて」の地震を数えたら5月だけでも87件もあった。このうち、飛騨地方、中部地方などに大まかに分類すると

飛騨地方    22回

長野中部    11回

関東地方(千葉県、茨木県、神奈川県) 14回

北海道地方   6回

東北地方    12回

関西地方     7回

西日本地方   10回

 中でもダントツに多いのは岐阜県飛騨地方である。この現象は地質的に長野県中部と連動していると考えられ、二つ合わせると33回ある。分布図は岐阜県と長野県境で分断される。もっとも左に膨らんだ辺りは御嶽山である。岐阜、長野、富山の三県境は槍ヶ岳に当たる。
 全体の30%は分布図を参照すると分かるが焼岳を中心にR471の高原川沿いとR158の梓川沿いに線となって頻発している。×印は焼岳付近と思われる。ここに大きな震源があるのだろう。
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 ここ以外にも大きな地震あった御嶽山がある。死火山と思われていた御嶽山の噴火は衝撃的でした。個人的には周辺の巨大スキー場開発で大径の原生林を皆伐してしまい、根っこをダイナマイトで爆発させて掘り出し、大きな穴を開けた。地は均すものの樹木の持って居た保水力は著しく失われたことで、地下へ浸透が早まり、地下のマグマに触れて水蒸気爆発したと考えています。
 だからあれは自然災害ではあるが人間の自然への過大な干渉による人災であると考えています。人間社会では都市計画法で開発許可などの制度はあるが、自然への想像力を欠けば今後も起こりうる。
 焼岳周辺の巨大土木開発は安房トンネルの掘削しか思いつきませんが、それが刺激となって爆発するかも知れません。なぜならば、当然にダイナマイトを多用し、非常に硬い安山岩質の地層に多くのひび割れを起こしていると想像します。地層のひび割れに水が浸透し、マグマに触れるわけです。ひび割れですからまだ震度が低く済んでいるのです。
 安房トンネルの開通は1997年でした。御嶽のスキー場開発の歴史のサイクルはほぼ20年で事故が起きているので、完成後20年経過した年は2017年。今年は2020年ですからそろそろ大爆発を考慮する時期です。ちなみにHPで岐阜県飛騨地方の地震の過去は2008年から記録があります。
 怖いのは安房トンネルの中途での崩壊です。北海道の積丹半島の豊浜トンネルも火山性の岩盤をくりぬいてトンネルを掘ったが、トンネルを保護するコンクリートをつぶすような岩盤崩落で犠牲者がでています。震度の大きな地震で岩盤崩落、安房トンネル閉鎖とならないことを祈りたい。また焼岳の登山者は大雨の後は登山を警戒しながら行くとか、何らかの配慮が必要だ。地震直後は登山を中止するのも良い。噴火すると火砕流で梓川を堰き止めて大正池を作ったのだから。今は雪解け水、梅雨から夏にかけて台風などで大雨になると浸透量が急激に増える。警戒するに越したことはない。

名古屋市は31℃を記録し真夏日になった!2020年05月02日

 真夏日の報道はチャイナウイルスの感染拡大を抑え込むのに追い風になると期待する。このウイルスは高温に弱いというからだ。そんな科学的な話も良いが、私はとっさにアマテラスのことを浮かべた。
 コロナとは太陽が月にすっぽり隠れる皆既日食のことで王冠とか光冠を意味する。その形がウイルスに似ているのでコロナウイルスというわけだ。月が隠していた日食が終わり太陽がダイレクトにわれわれを照らし始めた。
 古事記や日本書紀では太陽神のアマテラスが疫病神のスサノオを追放することになっている。今はまさに太陽神がアマテラスとなって現れたのである。そして疫病神のスサノオを追放し、世の中が明るく照らされる最初の印かも知れません。
 温かくなれば感染力は弱まる。感染しても発症を抑える効果があると思われる。人間の体温も上がり免疫力もつくだろう。
 令和2年の今、伊勢神宮に祀られたアマテラスは威力を発揮し始めた。このまま夏日が続いて欲しいものです。
 神風よ吹け吹け。
 カネで解決できることは政府がここぞとばかり国民に注力して欲しい。今までは外国に良いことばかりし過ぎたのだ。特に中国と親密になり過ぎた結果、入国した中国人が持ってきた豚肉製品の豚コレラが蔓延したことは耳に新しい。それが終わったかと思ったらこんどのチャイナウイルスの感染症拡大である。移民流入による多文化共生は経済の維持には良いが、ウイルスや不衛生までも共生は御免被る。

   金輪際御免被るコロナの禍   拙作