丸の内事務所へ2025年02月21日

 体調が戻ったので事務所へ行く。封書2通、一通は丙種封印の研修後の考査の結果の通知書で不合格だった。また再度受講する。相続関係の書類は自宅へ持ち帰ることにした。

離婚再婚の証人欄に押印2025年02月10日

 姓名の変更の申立ては結局、家裁からは却下となった。なので離婚再婚で実質的な姓名の変更を申請。その証人が2名要るとのことで急遽、友人にも依頼して書類の作成になった。

丁種封印業務研修会受講2025年02月06日

 14時から2時間、令和7年度の丁種封印再委託にかかる新規丁種会員の募集に伴う事前研修会を受講。受講後考査もあり、多数の受講生が真剣に取り組んだ。
 今回の受講だけでも昨年半ばに遭遇した愛車の車検の不受理から新しい中古車の車検、封印の仕組みの一連の手続きの流れを理解することができた。この仕事に着目した理由も愛車の車検手続きへの疑問があったからである。
 少なくとも昨年7月末まではディーラーで車検は通ってきた。それが車体下部の錆びで通らなくなった。新たに中古車をネットで探して購入。近くのディーラーで今後は車検、修理などをお願いすることとなった。
 Vベルトとテンショナーの交換までは良かったが冷却水の交換依頼から変なことを言い出した。それがはみタイヤである。保安基準に反するから車検認定の工場には受け入れできないと言い出した。
 そこで中川区の陸運局、中古車販売店、クルマ用品販売店などに聞き込みしてみた。陸運局の聞き込みで分かったことは保安基準ではみだしは両側2センチまでは良い、という話だった。なのでフェンダーモールを取り付けると解決できる。以後、同類他車でフェンダーモールの取り付け車に注意しているとたまに見かける。まあまあアクセントにはなる。但し傷が付き易いから余計なものに違いない。安い鉄の合法サイズのホイールを入手して違法状態のアルミホイールと交換する方が良い。
 どちらもおカネがかかるから近道はない。
 車検通過後なのになぜ違法なはみタイヤなのか、購入した販売店に直接問うと、購入した県で「予備検査」を受ける。この場合は鉄の合法サイズのホイールを装着する。予備検査合格後ははみタイヤの違法なアルミホイールに付け替えて名古屋に陸送、陸運局で書類上で正式に車検合格となる。はみタイヤでありながら市中を走ることができる。
 ここに法の抜け道を潜り抜ける詐欺に近い手口がある。
 前に乗っていた車はディーラーは違うがアルミホイールのタイヤでも問題はなかったのだ。合法か、違法かはもう車は人手に渡って確認はできない。
 クルマ用品販売店で聞くと予備検査の手口があるよ、と教えてくれた。カー用品店でも中古車販売店でも違法と知りながらアルミホイールを売っているのである。しかし、責任は所有者(ユーザー)になる。
 WEBの広告ではアルミホイールを装着した写真だったが現地で実車を実検すると鉄チンだったから中古のアルミホイールを購入したのに無駄になった。こちらに過失はないので実損が確定したら請求してみたい。

定例会2025年02月05日

 厳寒の中2月の定例会を開催、出席者は8名だった。山行報告の他は特に話題もなく終わった。その後の二次会ではじねんじょ列車とミニハイクの話が出た。東濃地方にある盲腸のような私鉄明智鉄道主催の列車内での料理を楽しみながら車窓の眺めを楽しもうという企画。山は往復1時間半の秋葉山に決まった。列車の出発は12時25分なので半日以内に帰って来れる山でないと忙しくなる。
 山行の話題の他に若い会員が行政書士開業を思案中と聞いた。現在は介護士でどこかの施設に勤務しているらしい。雇われの身では展開もないから独立ということだろう。登山と同様に入念な計画性のある開業準備が必要である。また3年間は無収入に耐えられる手許金も要る。中々大変なことである。

書士会の新年会2025年01月24日

 18時30分から愛知会中央支部の新年会でした。中央支部は昨年11月現在で558名が所属、愛知会で最大の員数です。全体で3373名ですから17%です。出席者は97名と聞きました。やっぱり17%になります。河文という中区丸の内の料亭が会場です。広い会場に目一杯テーブルがならび手狭に感じるほどの盛会でした。
 支部長のあいさつにも2024年になってからコロナ禍明けで研修の出席者が激増と言われた。私も2020年以来研修は一年に1回くらいしか行ってない。多くの同業者が3年間の眠りから覚めて動き出した感じだ。(眠っていなかった人もいるが)
    開業15年間を振り返る
 2009年60歳で会社員を定年退職。2010年の開業から6年間は経理実務経験を生かして会計業務で多額の収益を得て自営業の醍醐味を満喫した。ところが移動は車に頼ったために足腰が急速に弱った。65歳前後で膝痛に悩まされた。使わないと身体機能は弱ってゆく。栄養補給と適度な運動が必須と悟った。
 2012年からは法定後見で高齢の女性の信頼を得て、実弟の成年後見人を引き受けた。2015年には念願だった建設業許可申請の初受注を得た。2018年に被後見人が死亡。兄弟姉妹の相続を引き受けてからが大変だった。相続人の姻族側の干渉がわずらわしい。相続権はないにも関わらず、高齢の相続人の財産に固執してきた。知己の弁護士の知恵をお借りして2021年に撤退させた。
 2018年に遺言書の作成をサポートした友人の遺言者が2021年に亡くなった。これも兄弟姉妹のからむ相続で困難だった。2022年は戸籍謄本の収集に奔走、非常に複雑な法定相続情報一覧図を完成、戸籍上の相続人に手紙を書いて理解を求め、不動産を売却できた。現金化後は精算、2023年末に送金して終わった。
      相続業務の教訓
 相続業務は法知識を根拠にするが実務で手慣れていないと困難です。特に金融機関との応酬です。二件の兄弟姉妹の相続業務の経験で実務能力を鍛えられた。報酬は苦労の関数ではないと知った。相続業務の報酬は数字は大きいが毎月コンスタントに入金があるわけではない。着手金を経費に当てたりして立替金は減らすが生活費が出て来ない。終活や相続専門を謳う同業者が増えているが資金の回転は悪いので私には専業は無理だ。
 たまたま趣味の山岳会でも山岳古道の実地踏査と資料調査に入っていた。これも並行しながら進めて来た。2023年は踏査を終えて疲労感が募る年になった。道楽は定期収入があって成り立つ。年金収入が主体の今はカネのかかるボランティアは手を引いてゆくべきなんだろう。2025年はHPの公開の年になる。仕上げを急がねばならない。
      任意団体の法人化支援の教訓  
 2018年には上部団体の法人化のサポートを依頼された。2021年頃から最初はWEBで定款作成から入った。私の役目は主に複式簿記の指導である。これは2022年から二人三脚で単式簿記から複式簿記の仕組みをOJTでメールのやり取りで始めた。元は自動車会社の技術者だったから畑違いの知識を習得してもらわねばならない。それでも後へは引けない。2023年には途中から会計担当者には大変な重荷を感じて別に知合いの経理経験者の応援を頼んで法人化を乗り切った。2024年5月には無事に財務諸表の発表にこぎつけた。これで肩の荷は半分降りた。
    2025年は再起動の年・・・廃業を80歳まで延長
 75歳は認知症の懸念、知識の習得、体力の分岐点で事務所は廃業、車も手放し、年金の範囲で遊び暮らそうと夢想していたが、70歳を過ぎてから二つの団体のボランティアに深入りしてしまい、かなりの貯金を減らした。何時まで生きるか分からないから5年延長することとした。
廃業を5年延長したので今年は研修にも出席して仕事の幅を広げて短期的に資金回収できる事務所にしたい。

愛知会の賀詞交歓会2025年01月14日

 登録者数3373名中約600名が出席して盛大に行われた。開業15年目であるが顔と名前が一致する知己は十名位か。それでも何人か名刺交換できたから来ただけの甲斐はあった。
 テーマはデジタル化がクローズアップされる。これをどんだけの行政書士が事業化出来るか。デジタルは別の言い方をするとサーバーの時代と言える。背後には大手のサーバーメーカーのSEが手ぐすねを引いて待っている。私には巨大利権が見えて来る。

即時抗告2024年12月26日

 ある申請事案が却下された、または見込みなので民事に精通した弁護士を探して見たが見つからなかった。結局ネットで探した。その流れでは却下の決定から2週間以内に即時抗告を申し立てる仕組みを知った。抗告状を新たに作成して申し立てる必要はある。これで家裁は自分たちの決定の見直しし、間違いないとなれば高裁へ上告する手続きのことである。依頼者によれば年明けにも決定通知が来るという。一応の手続きだけはあらましメッセージで伝えた。

コンプライアンス研修受講2024年12月23日

 昨年に続いて公益社団法人愛知県スポーツ協会主催の「コンプライアンスと不祥事対応」の研修会に出席させてもらった。昨年は150名出席で会場は満席だったが今回は103名(会場34名+WEB69名)に減った。席には余裕があった。
 昨年の研修会のアンケートを反映させて不祥事対応が加えられた。全体的な感想として講義内容は難しかった。そもそもコンプライアンスとカタカナ語が普及しだした背景には何があるのか。
スポーツには清廉潔白が求められ、ルールの中での勝者に感動するという掟がある。
 ところが実際にはルール破りが後を絶たない現状がある。古くは短距離走におけるドーピング、レスリング界ではパワーハラスメント、セクハラ、日大の重量挙げ部、アメフト部と枚挙にいとまがない。日大の数々の事件にはカネも付きまとう。
 講義はパワポを使いながら速いテンポで進められて行くが理解が追い付かない。少し考え込むともう次に進んでいく。
 結論的には規定の整備に落ち着いた。そして事件発覚、調査、事実認定とくるともうこれは弁護士ならではのシステムの上に乗ってしまう。
改めて日大のスキャンダルを振り返ると、日大OBで元検事の澤田副学長もいた。法律の専門家も居ながらこのざまである。日大は大きな経済的損失になっただろう。
パワポのテキストを戻るとまず
1 社会規範違反
2 内部規範違反
3 法例違反
を図解で示す。
 我々日本人の社会から不文律の社会規範が失われているのだと思う。社会規範とは常識である。法例遵守以前のことである。
AIに回答を求めて見た。
 「コモン・センス(common sense)とは、社会生活において誰もが知っているべき共通の認識や、良識、分別、思慮などの倫理的な事柄、つまり「常識」や「良識」を意味します。特別な知識を必要としない、正しく分別のある判断を下す能力を指します。
 また、コモン・センスは、英国の思想家トマス・ペインが1776年に米国フィラデルフィアで刊行した啓蒙書の名前でもあります。平易な英文でアメリカ合衆国の独立の必要性を説き、合衆国独立への世論を強めました。
 コモン・センスの類義語には、「社会常識の」「一般常識の」「社会通念の」などがあります。」
 山岳会の会長を17年つとめたが、入会時は借りてきた猫のように大人しいが、慣れるとすぐ横柄に自己主張するようになる。先輩をリスペクトすることはない。人間というのは他人を指導者を為政者を踏み台にして自己実現を図りたがる。そこに不祥事の根がある。

短日や街に電飾華やかに 拙作2024年12月18日

 丸の内の事務所から久々に丸善に行く。名古屋銀行本店で記帳を済ませて錦通りに出て、左を見るとあれ!という景観が広がっていた。
 しばらく見ぬうちに元有ったホテルの解体中は囲いでみえないままだったが今日はそれが取り払われて駐車場になっていた。その向こうには建設中の高層ビルが高々と見える。
 広小路に出て丸善へ行く。買い物を済ませて大津通に出るとイルミネーションで飾られている。いつもながら華やかな演出である。そこから栄の建設中のビルが見えたがすでに夕闇が迫りつつある。短日の名古屋の街は逆にネオンや電飾でにぎやかになってゆく。
 肝心の、丸善は6階7階にテナントが入居したせいで、地下1階から5階までになり、本の収納も展示が変わり、探しにくくなった。特に地下1階の文庫、新書類の総合的な展示は探し易くて良かったのに3階に移って、ごちゃごちゃになった。専門書類も分かりにくい。慣れかも知れません。というわけで、同じ丸善グループのジュンク堂へ移動しました。

家裁へ書類を届ける2024年12月02日

 11/20に職務上請求書で請求しておいた書類がに遠方の市役所から届いた。月曜午後一番で受領した戸籍謄本と住民票を家裁へ届けた。事務官に直接手渡しできた。審議は今年いっぱいはかかりそうだ。それでも来年への目途は付いた。早々に決定されることを祈る。