身に入むや古希を過ぎての登山の死 拙作2020年09月17日

 八ヶ岳の赤岳で71歳の単独のクライマーが転落死した。しかも女性だったことに驚く。山岳会関係者かと思い検索するとFBがヒットした。その世界ではよく知られた人だった。
 ステイホームで足、腰、腕の筋力が低下し、微妙なバランスを要求されるクライミングでは力不足なのだろう。過去の豊富な成功体験は実践では無駄になるのだ。
 それにしても71歳で単独とは恐れ入る。仲間がおれば制されることがあったかも知れない。中途で引き上げの選択もあっただろう。いい加減さが命拾いすることもある。
 お悔やみ申し上げます。

久屋大通り公園2020年09月16日

 久々に埼玉県に長期出張の友人が帰名した。それで昼食を共にした。また伊賀方面に出張らしい。夕刻になって居酒屋を経営する旧友の消息を知りたくて徒歩で赴いた。途中で久屋大通り公園の店がオープンして賑わっていた。わざと店の並ぶ中道を通ってみた。以前は高い雑木が生えた疎林だった気がする。そこにベンチはあったが余り利用者はいなかった。それでTV塔以北を再開発したのだろう。人の流れを呼べるかどうか。
 コロナ禍で閉店かと危ぶんでいたが居酒屋のおやじは無事営業中であった。新しく若い女性のスタッフも入り新鮮味があった。他にお客は1人だけだから辛うじて店を持たしているのだろう。ビールと水割り、魚の塩焼きを当てに9時ごろまで居て帰った。ともに山岳会の友人らである。

休日出勤2020年09月13日

 日曜日だが、今日も原稿書きを進めた。朝からマイカーで行く。日曜はコインパーキングも駐禁も解除されるので至近距離で利用できる。本文は1山のみ残して何とか書けた。データなど付随の項目はガイドブックの転記でも良いので気楽だ。

飛騨の山と「高校三年生」の歌詞のハルニレ2020年09月12日

 猪臥山の原稿を書いているとき、不図思い出したのが、下山路で見た「ハルニレ」の木だった。これは中学2年か3年のころ大ヒットした「高校三年生」の歌詞の2節目に出てくる♯ニレの木陰に♪のニレであると知った。それで『東海・北陸の200秀山』を読むと何と私が書いていた。そしてニレのことも書いているではないか。
 今度の原稿にも是非書いておかねばなるまい。作詞したのは丘灯至夫(1917年2月8日 - 2009年11月24日)で、福島県田村郡小野新町(現小野町)の出身なので、ニレが普通に生えているのだろう。
 小野町ではきちんと「丘灯至夫記念館」とホームページを設けて顕彰している。
 略歴をコピペさせてもらう。
大正 6年 0歳 2月8日福島県田村郡小野新町(現小野町)に西田屋旅館(現存)に西山亀太郎、モトの六男として生まれる
昭和 4年 12歳 福島県郡山市金透小学校尋常科を卒業
昭和 7年 15歳 福島県郡山市立郡山商工学校(現・福島県立郡山商業高等学校)商業科を卒業
昭和10年 18歳 詩人・西條八十に師事 詩、歌謡、童謡などの作詞の道に入る
昭和16年 24歳 日本放送協会(NHK)郡山放送局に入局 17年退社
昭和17年 25歳 毎日新聞社(東京)に入社 福島支局記者として勤務
昭和24年 32歳 日本コロムビア株式会社専属作詞家となる
昭和38年 46歳 「高校三年生」(舟木一夫・歌)他の作詞により日本レコード大賞作詞賞を受賞
昭和39年 47歳 童謡「ワン・ツー・スリー・ゴー」(交通安全の歌)補作により日本レコード大賞童謡賞を受賞
昭和47年 55歳 毎日新聞社を定年退職 出版局特別嘱託となる(終身名誉職員)
昭和57年 65歳 地方自治功労により福島県田村郡小野町特別功労表彰を受ける
昭和63年 71歳 芸術文化功労により勲四等瑞宝章受賞
平成 2年 74歳 県外在住功労者知事表彰を受ける
平成13年 85歳 福島県小野町 名誉町民第1号
平成21年 92歳 11月24日永眠
以上
 次はハルニレです。
 国土交通省北海道開発局のHPには
「ハルニレは北海道を代表する木のひとつで、「エルム」ともよばれる落葉樹。川沿いなどの湿った土地によく育ちます。豊頃町を流れる十勝川河川敷に立つハルニレは、樹齢が130年以上にもなり、まちのシンボルとなっています。紅葉も終わり、すっかり葉を落としたハルニレは、どこかホッとしているように見えました。」とありました。
 どうやら北の木なんですね。

 木の情報発信基地には
「ニレ科ニレ属。落葉高木。北海道、本州、四国、九州さらにサハリン、朝 鮮、中国などに分布する。高さ20-25m、直径50-60cmになる。大きなものは高さ30m、直径100cmに達する。ハルニレは、アイヌのユーカラ神話では、美しい女神とされていて、それにみとれた雷神が足をすべらせ、その上に落ち、女神は身ごもり、人の祖先であるアイヌラックが生まれたとされている。
 また、別名アカダモとも呼ばれ、元来東北地方から入った方言名である。ヤチダモあるいはアオダモの類ではと勘違いしかねないが、まったく関係はない。葉は互生、長さ3-12cm、葉縁に二重きょ歯がある。花は早春に黄緑色の小さい花を葉に先立って古枝の先に咲かせる。翼果は長さ10-16mmの膜質の倒卵形で、種子は翼上部にある。年輪が明瞭な環孔材。心材は暗褐色、辺材は褐色をおびた灰白色である。木理がはっきりしているので、コブや根に近い箇所にはとくに美しい杢が出る。重く硬い。切削・加工はやや困難であるが、曲げに強いので、曲木には適している。耐朽・保存性は高くない。用途として、家具、器具、車輌、単板などがある。淡泊な木材が好まれる場合には、ムクの木材として、また天然木化粧単板の材料としても使われる。」

終日天候不順2020年09月10日

 朝から不安定な天気だった。倦怠感があり外出する気にもなれず、雑用も手につかず。買い物にも行かず。
 遅い朝食には冷蔵庫の生鮮品を一掃する調理にした。日付が経過した肉は熱湯を潜らせて、古くなった脂肪を捨てる。うま味も捨てることになるが衛生上、健康上の措置。その後塩、酒でもんで、後醤油で下味をつける。今時は使い切ってから買いに行かないとね。
 外は雨は降っていないので洗濯したら大雨になっていた。内干しにしているうちにやんでくれたのでシーツなどを外干しにした。まったくゲリラ的な降雨が多い。
 昨日は県内の三河地区では道路が冠水したらしい。動画で見ると岡崎市では洪水警報発令というから都市災害が本格的になってきた。急な纏まった降雨に対応できない都市の治水対策は見直しが必須だ。

虎落笛を吹く台風10号の風2020年09月06日

 台風10号が接近中である。マンション12階に住む我が家では、ベランダから「ヒューヒュー」と冬のような虎落笛が吹く音が聞こえてくる。強風が無理やり隙間を通過する際に出る音みたい。
 暑さ対策のために付けたすだれも強風にあおられている。巻けるものは巻いて、大きなすだれは垂らしてあった下部を細紐で固定した。もう少しばかり働いてもらうので付けたままにしておく。
 スーパーで牛蒡を買ってきて、久々に5分づき米御飯に親鳥の牛蒡炒めを入れて鶏めしを作った。親鳥と牛蒡、ニンジンのささがきをごま油で炒めて、砂糖と醤油で味を濃いめに付ける。酒も少し振っておく。炊き立てのご飯に混ぜ込んで出来上がり。五分づき米は少し糠が残るので味覚は良くないが、糠に残る栄養分(VB,VEなど)が取れるので重宝する。糠の繊維質も大切なもので便秘を解消する。
 8月に比べて多少でも気温が下がって睡眠に深みが出てきた。反対に夏バテの症状も感じる。寝ても寝ても寝足りないのは、夏の間、否今も、氷をマホービンに詰めて冷茶を常飲してきたからだろう。つまり胃腸の弱りがあるのかと思う。温かいものを食べたり飲んだりするように心掛けているがそれでも冷たいものに手が出てしまう。
 今日は台風のせいもあるが同行者も体調を壊してしまい沢登りも中止になった。もっと汗を流し、体内の筋肉を動かして余分な脂肪を減らしたいのだがどうにも動きにくい。しばらくはこのまま晩夏を過ごす。暑さ寒さも彼岸までというから後2週間ほどは残暑に苦しむか。

福井県坂井市で地震2020年09月04日

 コロナウイルス、猛暑、台風の後は地震ときた。震源の福井県坂井市といえば、北陸新幹線の延伸工事中である。工事には建設機械、ダイナマイトなどで大地に刺激を与えるから地震は起きやすい。
 福井平野は九頭竜川の沖積平野であり、地盤工事では堅い岩盤に当たるまで基礎工事が施工される。岩盤への刺激が強いと地震の引き金になるかも知れません。
 北陸新幹線が完成すると毎日何万トンかの列車の振動が岩盤を刺激してしまうだろう。新潟地震の際、上越新幹線でも平野部に出たところで地震にあっている。軟弱地盤は振動を伝えやすいのかも知れません。

安倍首相辞任の波紋④身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ2020年09月02日

 安倍首相の辞任報道の波紋は止むことがない。
 1年後に再登場への期待も多数寄せられている。日本人なら考えることは同じである。今回の辞任劇も、多分、肉を切らせて骨を断つの深謀遠慮があったと見ている。否、身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ、ということわざが的確か。

「捨て身の覚悟で取り組めば、危機を脱し活路を見出せるということで、溺れかけたときはもがけばもがく程深みにはまるものであり、捨て身になって流れに身を任せれば、やがて浅瀬に立つことができるという意味」

 4月に予定していた中国の集主席の国賓来日を断つためには相手国のプライドを傷つけるわけには行かない。日本も相当な被害にてんやわんやしていることを知ってもらう必要がある。早くやれば被害は少ないが相手国の面子が立たない。何かと厄介で難しい中国と韓国を入国制限したのが3月初旬だった。
 そして今回は自らが首相の座を降りた。相変わらずの親中派の中国擁護にご本尊に露出させて失敗させて再び、「やはり外交は安倍でなけりゃ」の演出ではないかと思う。
 気が早いメディアでは菅首相の言葉が踊り始めた。そうなるだろう。菅さんは苦労人との評価で悪くはない。ただし、北海道でアイヌを先住民とする法律を成立させてしまった。ええんかな、と一抹の不安がある。田中角栄と同じく苦労人だけに情治に陥りやすい気がする。神奈川県の政治風土から出てきた政治家はちょっと危ない気がする。
 しかし、菅さんの政治信条もメディアで拡散されて一般人の知るところになるだろう。在日韓国人の政治の表舞台への台頭は日本人の危惧するところとなって菅さんが危険な政治家だったことに気がつく。そこで再び安倍待望論が出てくる。

登山における基本のキ2020年09月01日

朝日新聞朝刊18面(2020.09.01)
 9月1日付けの朝日新聞朝刊の18面です。「低山登山 意外な落とし穴」のテーマで掲載。先週辺りから電話取材を受けていました。村井記者が実際に登山して見聞してまとめられた。
 私の所属山岳会のブログでも春先に今年は遭難が増えるぞ、と意識的に遭難事故をアップ。5月前後で23件、6/19から8/31までではなんと70件を越えました。しかもほとんどは低山でした。
 5月前後は道迷い、及びそれに起因する滑落が多数でした。夏になってからは、8月だけでも55件ほどあり、年齢も遭難原因も多岐に亘りました。
その中で気がついたのは登山届の未届、或いは家族にも知らせていない、知らせても、「山に行く」とだけ、だったりした事例があった。初動の救助に戸惑うわけです。慣れからくる油断である。
 長野県で遭難対策にあたる人は、計画書段階で出さない登山者は「登山に行く前に遭難している」と大言壮語したものでしたが、現実にそんな人が多かった。自分もそうならないようにしたい。
 富山県、岐阜県、長野県の救助側の人の話も聞いてきたが遭難する登山者は後を絶たない現状である。

様々な課題ありけり八月尽 拙作2020年08月31日

 コロナウイルスの対策に右往左往させられた年半の様相は未だに波高しの状況にある。コロナ禍で急速な対応に明け暮れた行政機関と医療関係者、停滞した経済、止まったままの仕事、思うに任せられない趣味の登山、感染に気遣いながらの健康、愛知県大村知事のリコールだけかと思ったら安倍首相の辞任表明で混迷を深める日本の政治などなどに盛りだくさんの課題を積み上げてきた2020年である。残りは4ヶ月しかない。
 様々なイベントはほとんど中止。最大の東京オリンピックが延期、おのれに関係する数々のイベントや会合、研修などすべて中止になった。昨日も句会の中止を告げたばかりである。10月に予定していた年次大会も中止になった。山岳会でも忘年会、新年会などみな中止になるだろう。
 さて、どうするのか。名の通った大企業の大型倒産はこれからだろう。すでに交通機関は青息吐息の経営状況という。GOTOトラベルというカンフル注射も一時的な効果しかないだろう。
 日経平均は首相辞任後は急落したが今日はもう暴騰している。上がる理由などない。PKOで高値を維持するのに躍起だろう。そうしないと景気の気が折れるからだ。しかし何といっても効果があるのは所得倍増か税金の還付じゃないか。少しでも貯金ができるゆとり感が欲しい。
 今は苦労するがこの坂を越えれば安楽が待っている。そんな歌があった。庶民にはささやかでも見通しのある経済対策を望む。