西濃・本巣駅から雁又山~大谷山下山後揖斐駅へ2024年03月30日

 名古屋駅7時発の電車は区間快速であるが通勤電車並みに混んでいた。行楽シーズン入りしてお客が増えたんだろう。33分で大垣駅着。大垣駅で樽見鉄道に乗り換え本巣駅下車。
 田園地帯の中でのんびりした田舎の風景を歩いた。喫茶店が営業している。2つ目の喫茶店では1日中モーニングサービスありと謳う。3つ目の喫茶店のモーニングサービスが気に成り、入店。朝飯を抜いたので、トースト、サラダ、茶碗蒸し、が美味しかった。30分のロスが出てしまった。
 大野町寺内の西外れの山麓の家並みを抜けて山腹奥深くに歩く。三差路で左は大谷スカイライン、右は金尾滝の案内があり、右へ。舗装路から砂利道に変わり奥まで行くと金尾滝に着いた。ここでも左は滝谷山、右の送電鉄塔の道標に従えば雁又山に行く。どちらも指導票はないので地図での判断である。GPSを見ると右側の道を歩いたから滝谷山への道標は見落としたかも知れない。
 鉄塔巡視路を登り始める。最初の鉄塔は眺めが良い。尾根の切り分けを行くと木に結び付けた布切れ、テープの類が左右にあるから迷わされる。尾根に忠実に行くと滝谷山へ直登するので右のやや下り気味の踏み跡を下る。すると谷にまで下ってしまうが数メートル下ってから横へ行くと再び鉄塔巡視路の道標があった。ここからは浅い水の無い谷の地形をゆっくり登った。すると又明るい尾根に出て、又谷を横切ることを繰り返しながら雁又山の鉄塔に着いた。ここで2人連れに出会った。
 左折してけっこう急な町界尾根を喘いで登ると430mの雁又山だった。三角点はない。新聞で見た展望台があった。ベンチもある。田園風景を見下ろす良い山である。土曜日というのに静寂な雰囲気は意外な気もする。
 自家製の弁当を食う。卵焼きとハムの焼いたもの数切れ。しかし腹筋に負荷をかけているために半分も食べきれなかった。お茶だけはがぶがぶ飲める。
 山頂を後にしてゆっくり下る。350mの鞍部迄下って登り返すと400mの展望丘に着く。北への見晴らしが良い。三角点398、1mは少し下って登り返すとあった。南から遠望すると双耳峰に見えるだろう。ここからは南に少し開けるが見えない。途中にはコブがいくつもありアップダウンする。350mの大谷山に着いたが城跡でもあった。ここからも大野町を俯瞰する展望台が設けられていた。
 大谷山からはやや急な尾根を下った。途中で二岐に分かれるが右は花立峠というのでパスしてしまった。地形図では野村坂としか認識が無かった。ここからは主要道に見える南尾根を下って分岐に着いた。このまま下ると運動公園に行く。間違ったと気が付いた。ハイキングが終わるので大谷スカイライン経由で花立峠に迂回することにした。
 地形図を見ると野村坂の印刷はあるが花立峠はない。しかし立派な花立峠の石碑がある。検索して見ると昔は谷汲山への参詣道だったらしい。揖斐川町へ下ると華厳寺へまっすぐの道だった。時間が迫るので権現山への縦走は牛洞坂で前途中止にした。
 野村山の頂上もパスしてう回路を歩いた。出合いで合流、少し下へ下ってまた別の道と合流するがヘアピンカーブのように右折。そのまま歩くと牛洞坂に降り立った。
 鳥坂から南へまっすぐな車道をひたすら歩くと仲之元でR303と出合う。更に南へ行く。右折すると真西へ三町大橋へ直進。途中で名鉄揖斐線の線路址があった。昔は2001(平成13)年に廃止されるまで終点本揖斐駅があった。他に谷汲線もあった。今朝通過した稲富にも駅があったはずである。マイカーでの参拝が凌駕したわけである。
 揖斐川町、大野町、池田町の三町大橋を渡ると揖斐川をまたぐ。東瀬古、溝口を経て揖斐駅到着。足が棒になるくらい歩いた。18時直前になった。いっぱいやりたかったが駅前には飲食店はなし。
 18時16分に乗車。大垣駅までは上下に跳ねるような乗り心地の養老線の旅でした。

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