映画「アラビアのロレンス」鑑賞2009年01月03日

 『アラビアのロレンス』は1962年公開。イギリスの映画。かつて劇場で公開されたときには観た記憶がある。今回DVDをレンタルしたら2枚分もあって3時間超で鑑賞にも疲れた。
 第1次世界大戦下のイギリスとアラブが舞台。女優は殆ど登場せず、主に砂漠を舞台に行進と戦闘場面が繰り広げられる。それだけの映像なのだが白人がアラブ人に敬慕されて英雄になっていく姿に映画的な感銘がある。
 アラブ世界は群雄割拠の時代で日本で言えば豪族の時代と重なる。国としてのまとまりがないところを付け込んで利権を得ていたイギリスだった。アメリカの新聞記者が登場してかつてアメリカはイギリスの植民地だったことを話す場面があり、イギリスが最強国家だったことをにおわす。騙したり、手を貸したり政治は汚いのである。今のアメリカが中東で戦争の火種を作っては戦争を仕掛けるのはイギリスの統治に学んだ結果であろう。

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