高齢者の山岳遭難が相次ぐ2020年04月30日

 このところ、70歳以上の山岳遭難が相次いでいるのはどうしたことか。

 4月19日に大分県と宮崎県の県境にまたがる傾山1605mに登ったまま帰宅しないことで家族が届けた。21日に自力下山中に捜索ボランティアに発見された。胸に大怪我しているらしい。この人は70歳だった。

 4月24日に岐阜市の男性81歳が霊仙山に行くと言って帰宅せず、家族が届けた。25日に通行禁止の登山道にある滝つぼに浮いているのが発見された。

 4月26日に山へ行くと言って出た鈴鹿市の76歳の男性の行方不明になった。28日と29日に捜索の結果、雨乞岳の登山口にマイカーがある事が分かり、付近を捜索されたが発見されていない。

 4月29日にも滋賀県大津市の79歳の男性が笹間ヶ岳で行方不明になり30日に捜索される。
 以上、滋賀県の山だけで70歳代の3人もの男性が行方不明になった。1人は死亡した。大分県の人も70歳だから全員高齢だ。他に25日に八ヶ岳連峰の阿弥陀岳でも36歳の男性が遭難して救助要請した。

 外出自粛の要請に全然応えていない。なぜなんだろう。特に70歳代にもなって社会のルールを守れないのはどうしてか。プリウスで事故った人もほとんどは高齢者ゆえに柔軟性がないことと、新しい仕組みについて行けないこと、周囲の助言に耳を貸さない。等々問題になりそうだ。