叔母の死で考えたこと2020年04月10日

 4/9の夜、在所の実弟から4/8の朝、叔母が死んだ、と電話があった。脳梗塞だった。チャイナウイルス肺炎でなくて良かった。もう90歳近いかと思う。母の妹に当たる。そこで葬式への参列の話になった。当然にこのご時勢では参列をはばかる。葬儀も高齢者であり、参列者も少ないに違いない。供花の依頼をして電話を切った。
 ところで父親には5人の兄弟姉妹がある。母親には7人の兄弟姉妹があり、夫婦で数えると24人もの親戚がある。その数だけの葬儀がある。

 ネットで検索すると「「叔母」「伯母」は、「両親の姉・妹」であるということを説明してきましたが、義理の「叔父・叔父」の妻も「伯母」「叔母」と言います。

上記では、「伯」という漢字が、「かしら・統率者」という意味であり、「叔」という漢字が、「おじ・おば」「わかい・年少者」という意味があると紹介しました。

同じく「両親の兄・弟」は、兄であれば「伯父」弟であれば「叔父」となります。

そして、「伯父」「叔父」の結婚相手である妻は、自分から見て両親の「兄」であれば「伯母」両親の「弟」であれば、「叔母」になります。」

 まずは父親から挙げると
1 長男  父   死去
2 次男  叔父  死去   叔母 死去
3 長女  伯母  死去   伯父 死去
4 次女  叔母  死去   叔父 死去
5 三女  叔母  存命   叔父 死去

  母親
1 長女  母    死去
3 長男  叔父  死去  叔母  存命
4 次男  叔父  存命  叔母  存命
5 三男  叔父  死去  叔母  存命
6 次女  叔母  存命  叔父 存命
7 三女 叔母 死去 叔父 存命

 大正時代から戦前の生まれで、両親とも親戚は長命なのだろう。すべて80歳代になり、余命数年というところだ。うかうかすると当方が先に逝きかねない。

 私の会社員時代の先輩に当たる上司でも部課長クラスは定年前59歳から定年後も70歳前にすべて死んだ。死因は癌やくも膜下出血(破裂脳動脈瘤)であった。多分ストレスであろう。
 山岳会ではヒマラヤの頂を踏んだアルピニストらもすべて若くして死んだ。今は困難な登攀に挑むアルピニストは居なくなった。ある人は今も8000m峰の雪の下敷きになって腐敗もせずに眠っているだろう。国内の何でもない場所で死んでしまった人もいる。
 周囲を見回しても70歳前に死ぬ人は意外に多い。みな病死、特に癌である。