法務相談会2019年06月11日

 今日は朝から某地銀の法務相談会の相談員として出席した。地銀がチラシで募った3名の人と飛び込みの1名様の相談に応じた。曰く、相続、遺言、成年後見制度の3点である。

一般社団法人の設立2019年06月12日

 このところ法人の問合せが相次いだ。宗教法人に続いて今日は一般社団法人の設立の問合せがあった。電話の声からは若い人らしい。何か事業を始めるのだろう。
 もっと以前にはメールでバイク便の事業許可の問合せがあり、これは個人でも簡単にやれるので、ガイドしておいたら以後は問合せがないので自分で立ち上げたのだろう。ちょっともったいないことをした。
 一般法人設立も株式会社よりは簡単だが、核心的な業務として定款があるので打ち合わせしたいので後日面談にした。公益事業なのか、収益事業なのか、また会計業務(複式簿記)のこともある。

散髪2019年06月13日

 11日の地銀で行われた相談会には久々に背広を出してみたらズボンがすっとはけた。先月から今月にかけての長丁場の山行が身を引き締めているのだろう。
 背広を着るには長袖シャツを着ることになるがさすがに暑い。それで今日から半袖シャツに切り替える。すると持ち物の整理に困る。一旦はしまったミニバッグをまた使うことにした。財布、小銭入れ、スマホ、チリ紙、文庫本1冊は入る。
 軽快になった。ついでに地下鉄栄駅地下のQBハウスで散髪してもらった。またさっぱりする。散髪帰りにジュンク堂で立ち読みしていたら、T社長が「やあ」と声をかけてきた。この人とは街中で不思議とよく会う。知人友人とも滅多には会わないのだが、かつては名古屋駅で、栄の国際ホテル前で、今日はジュンク堂でと・・・。
 今日は宗教法人の書類をチエックして報告しておいた。次は広告会社のゲラの確認、6/22の中経のゲラの確認、相談会の相談員応募、クラブAの出席のメール、その他見落としがないか点検。やり掛けの別件の書類作成にも気を留めるが、締めまでは間がある。

人工甘味料2019年06月14日

 紙パックの和梨というジュース(清涼飲料水)を購入。飲むと舌に人工甘味料特有の味が残りいつまでも消えない。しまったと思う。
 原料名を見ると犯人はアステルパームであった。いつも避けているが国産果汁使用、1日分のビタミンC入り、果汁10%以内とか、謳ってあるのに誘われうっかり買ってしまった。アステルパームはサッカリンがガンの原因になるとのことで代用品として普及してきた。
 しかし、人工の添加物はかつての高速道路のSAで食べるラーメンに大量に使われた味の素に似て、後味が悪く、いつまでも舌に残るのが特徴である。それでSAではラーメンを食べなかった。ところが人工的な味を止めて天然の味を出してから味覚が改善されて食べるようになった。
 ドリンクには気を付けないとアステルパームが使われているので、原料名をよく見ることだろう。

梅雨入り2019年06月15日

 名古屋の梅雨入りは6/7だったらしい。これで春よさようなら、夏よこんにちわの境目になる。暑さが本格化してきたから半袖にしたわけだが、今日は一転して小寒い。
 午後、傘をもって丸の内の事務所へ。雑用をこなした後、明日の山行のこともあり、早目に帰宅の途についた。
 15日の天気図は複雑そのものだった。低気圧が紀伊半島付近にあり、寒冷前線と温暖前線が絡み合う。低気圧に向かって風が吹くので嵐みたいになる。高層階のマンションの窓を少し開けると虎落笛(もがりぶえ)のようにヒューヒューと音がした。明日はどうなるか。

奥三河・澄川を遡る2019年06月16日

澄川のミニゴルジュ
 午前6時半、一社駅前を出発。すぐ高速に入り、東海環状道・鞍ヶ池SIから出る。約30分で三河に来れる。足助を経てR420から設楽町へ走る。新段戸トンネルを抜けると路面がまだ濡れている。三都橋を左折、裏谷を経て、豊川水系の源流部から最奥の村・宇連へと下る。
 宇連で駒ヶ原宇連林道へ左折。標高760mの澄川にかかる中山橋まで走ると通行止めのチエーンがかかっていた。目的地はここまでなのでP。身支度して、9時30分澄川に入渓する。空模様は小雨がパラつくが午後はよくなるとの予報を頼りに実施。
 雨が降り続いたので当然増水しているが水はきれいである。大きな岩がゴロゴロしている。岩をかむように奔流が続く。しばらくすると落差のある滝も出てきて、地形図から想像する穏やかな渓相と違い、かなり悪いと言える。
 水量が少なければ直登できそうな小滝も今日は巻くことにする。巻き道も自然に踏まれている。そうして巻くうちに意外なものを発見した。桟橋である。非常に古い朽ちた桟橋がかかっていた。かつては溪谷探勝の遊歩道でもあったのだろうか。そのうちに新しい堰堤がでてきた。これは左から越えた。
 左へ明瞭な支流が分かれる。本流を行くとしばらくで伐採地にでて突然明るくなった。ここから先へ進むとまたも意外なミニゴルジュが現れた。二股で左は支流、本流は斜瀑が二筋に分かれて落ちていた。中央の恐竜の背中のような岩稜をたどって偵察するとさらに奥に2m程度の滝が奔流となってしぶきを上げる。5人ものメンバーでは突破が困難なので支流から巻いた。
 支流を高く登り、本流にトラバースして下った。どうやら950mの標高に達したらしい。ここから橋までは平流となった。それでも飽きることはなかった。いよいよ澄川林道にかかる橋に着いたので川から上がった。12時だった。2時間半の沢歩きだった。
 ここは返り水林道との分岐であり、段戸山(現在は鷹ノ巣山)登山口の古い案内板が立っていた。昔はここから登ったのである。
 鷹ノ巣山往復は止めて車に戻ることにした。先週の長丁場があるので登頂を追うと遅くなる気がしたのであろう。澄川林道を駒ヶ原宇連林道との分岐まで歩き、クルマに戻った。約1時間で14時。木材を満載したトラックが山奥から来た。チエーンはその為だったのだ。
 稲武地区のこまどりの湯に入湯を希望多数であった。宇連からさいの神峠を越えて名倉へ出た。こまどりの湯は近い。久々の広い湯船に体を浸した。こんな沢歩きも良いものだ。こまどりの湯を出たのは午4時だった。明るいうちに名古屋に帰れるのも久々だ。

夏の満月2019年06月17日

 今夜は夏の満月。昨夜も南の空に大きく輝ていた気がする。今日は早帰りすると、7時頃か、天白川の橋を渡る際にマンションの間に低く出ていた。23時過ぎの今はもう高く上がった。木星や土星も見られるそうだが人工的な光の多い都会では見えない。
 天気図を見ると梅雨前線が南へ大きく後退し、北の高気圧が張り出す。だからひんやりしてさわやかなのだろう。こんな良い時期ももうすぐ暑い時期にとってかわる。束の間の梅雨晴れ間である。

法務相談会(3回目)2019年06月18日

 8時半、広報部長氏の車に同乗し相談会の地銀支店へ。支店長さんらとごあいさつの後、9時きっかりに相談者の来訪を受ける。応接室で様々な悩みを伺った。今回のテーマは遺産相続、成年後見制度、事業承継税制で、あらかじめ地銀が新聞の折り込み広告で募った5名だった。15時の予定だったが30分オーバーしたほど熱心な相談者もいた。
 中でも事業承継の相談者(80歳、男性)は奥様とともに相談に来られた。息子さんに50年育ててきた会社の経営を譲ったものの何か大切な手続きを忘れていないか、という漠然とした不安である。
1 経営権の譲渡の際に顧問税理士の入れ替えがあったことを聞き出した。創業者とともに歩んできた税理士は何でも知っているはず。しかし、若い息子に譲れば過去のノウハウ、財務諸表に現れない数字などすべてが失われる。経理事務員がいるというがリテラシーがあるかどうかは不明。新任の税理士が気が付けばいいが、創業者自身が漠然とした不安に襲われているのだから引き継ぎもなかったのだろう。
 会社の貸借対照表の資産の再評価を提案した。負債は短期的にほぼ絶対的に請求があるが、資産は不良化する。取れるのに取らないとか。社員、幹部の使い込みが発覚することもある。会社名義の不動産だけでも1㎡当たりの地価は50年で3倍以上になっている。これが事業承継税制を申請するには重要な数字になる。
2 創業者の奥様の退職金を未払金勘定に計上。これも注意が要る。既に損益計算書にも計上されている。実施した際に財源として何を取り崩すか。本当は計上する際に資産再評価をして評価益を出して同時にやると良かった。
3 遺言書の作成。兄弟は他人の始まり。今は理解を示し、仲の良い兄弟でも妻のプレッシャーが争う相続を引き起こす可能性がある。両親が存命中は穏やかな家族でも死亡するとどうなるか。
4 経営譲渡の際に登記が済ませてあるかどうか。
5 言い忘れたのは連帯保証人になっていないか、どうか。
 ほとんどは税理士さんの仕事になる。登記も司法書士さんになる。遺言書は当職で対応できる。創業者さんの心の琴線に触れる提案になったかどうか。
 最後の相談者は少し複雑な家庭で、高齢の両親との関係に悩んでおられた。既に司法書士が関与している。死亡した父の後添い(後妻)が認知症で施設入居中で、息子さんに成年後見人を付けてと迫られている。これが理解できないとのこと。先妻の息子さんと後妻は養子縁組していなかったと後悔していたが、姻族関係で4親等内なので法定後見の申し立ては可能。但し、申し立ての費用は申立人の負担とわかると絶句された。精神鑑定があると馬鹿にならない出費になる。
 高齢社会では、精神、肉体とも健全でないと地獄絵のような家族関係が見えてくる。法制(社会の仕組み)、出費、法的サービスの手続き、など知らないと誤解がぎくしゃくした関係をつくる。そんな意味でこのような相談会は社会的にも意義がある。ボランティアでも今後も2回相談員に応募しておいた。

 終了後は地下鉄原駅ギャラリーで風景写真展を見学。何と同窓の写真家だった。事務所に移動、19時からの岳連理事会に出席。岳連も一般社団法人化が日程に上がりつつある。本部ではすでに弁護士が選任されたらしい。設立手続きか、複式簿記の会計書類の作成が軌道に乗るまでか、何かに関与して協力したい。

愛知県の設楽町で遭難事故2019年06月19日

 NHKラジオで朝7時からの三宅民夫のマイあさの番組から、設楽町の山で遭難事故が報じられた。荒尾に登山者が倒れていたが新城市の病院に運ばれたがその後死亡と伝えられた。場所は山名は語られず、荒尾(あろう)だけ聞き取れた。地形図で設楽町を選び、荒尾で検索すると岩古谷山付近がヒットした。

 ラジオらりる
https://www.nhk.or.jp/radionews/

 名古屋市緑区の人らしいので、設楽署に電話で聞いたが詳細は教えてくれない。個人情報の規制があるためらしい。名前からは関係者かどうかまでは不明である。

追記
 6/20付の朝刊で、やはり名古屋市緑区の広川敏彦(66)さんと報じられた。死因は肺挫傷とある。背中を強く打撲したのだろう。同じ年代だけに身にしみる事故である。
 お悔み申し上げます。

毒消し飲むやわが詩多産の夏来る 中村草田男2019年06月20日

 人口に膾炙した”降る雪や明治は遠くなりにけり”の名句であまりにも有名な中村草田男(1901年(明治34年)7月24日 - 1983年(昭和58年)8月5日)の作品。没後36年、主宰誌だった『万緑』も2017年3月で廃刊になった。
 草田男の作品の中では掲題の作品が好きだ。昨夜は久々にどくだみ茶を煎じておいた。少しづつお茶代わりに飲むと、今朝になって便意があり、すっきりする。スーパーには色んな清涼飲料水が売っているが、どくだみ茶は売っていない。多分、薬の扱いだからと思う。
 俳句結社の投句の締め切りが迫ったのに中々句が作れなかった。ことのところの強度のある沢登りを3連ちゃんで続いているので体は締まり、洋服もすっぽり入るのでいい調子であるが、内臓は疲労気味か。というわけでどくだみを飲んだが薬効が確かなことに驚く。
 また登山の帰りに山奥の道の駅などによって買っておこう。