春尽きて乗鞍の山懐に 拙作 ― 2018年05月02日
標高1635mに建つ枯松平休憩所の避難小屋でビバーク。春満月の夜で明るい。厳冬期のような凍えるような寒さもなし。朝一番で小鳥が啼き始める。
話をしているといつの間にかコガラが寄ってくる。始めは高い枝を遠巻きに枝から枝を飛んでいながら慣れると段々我々に近づいてくる。好奇心の強い小鳥である。
奥飛騨の標高1500m超の高原の一角で雪山の景色を楽しみつつ、また急速に去ってゆく春の山に起居する。本当はまだ芽吹き始めたばかりの早春のよそおいなのに。
山麓の村では桜が咲き、ボタンザクラなども盛りであった。水芭蕉は少し朽ちかけていた。山村の春は花が恋しく美しい。神社では祭の子らが練り歩く。農事に忙しい初夏の到来を告げているかのように。
話をしているといつの間にかコガラが寄ってくる。始めは高い枝を遠巻きに枝から枝を飛んでいながら慣れると段々我々に近づいてくる。好奇心の強い小鳥である。
奥飛騨の標高1500m超の高原の一角で雪山の景色を楽しみつつ、また急速に去ってゆく春の山に起居する。本当はまだ芽吹き始めたばかりの早春のよそおいなのに。
山麓の村では桜が咲き、ボタンザクラなども盛りであった。水芭蕉は少し朽ちかけていた。山村の春は花が恋しく美しい。神社では祭の子らが練り歩く。農事に忙しい初夏の到来を告げているかのように。
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