続・八事アルプスを行く2008年11月24日

八事:裏山の4等三角点
 10:40.昨日、見つけられなかった点名:裏山の三角点81,2mに再度出かけた。今日は午後から雨の予報がでているので午前10時40分自宅を出た。とりあえずはポイントになる実線の道路を探るために三角点に近い住宅街からアプローチした。ほぼ地形図どおりの実線の道が発見できた。ここは舗装道路であり、これでこの上にあると判断できた。
 舗装路をしばらく歩いてゆくと竹薮があり、はっきりした道が山奥へ走っていく。ここが登山口?らしいがここはパスした。近くの立派なお屋敷の表札には荒川某の名前があり、昨日見た道標?の荒川家はここであった。ずばり直登したのでは味気ない。
 更に行くと前方からマウンテンバイクの人が地形図を片手に見ながら走って来た。彼も裏山を探索しているのだろうか。左に最後の民家を見送ると舗装路は切れ、地道になりすぐその先は行き止まりの柵があり、車は行けない。左へはR153の交差点辺りへの山道が下る。柵を越えるとすぐに右の山側へはっきりした踏み跡が登ってゆくので入って見た。今度はハイキングシューズなので安心だ。滑りやすい落葉の上を砕きながら歩く。ちょっと登ると雑木の黄葉がある。その先で分岐があり、車のホイールキャップで代用した道標がかかる。もう一つ小さな標でも左へ三角点を示す。おやおや存外簡単に辿り着けたものである。
 11:25に登頂!!??。4等三角点が埋まる。1時間もかからない。散歩の感覚である。照葉樹林の木立に囲まれて周囲の眺めはなし。写真を撮ると先へ下り、鞍部から登り返すと昨日、ユーカリの植採地を巡って来た道の分岐に着いた。
 何のことはない。分岐からものの5分程度で三角点はあったのだ。地形図では三角点のあるピークのみ等高線が盛り上がっているがここも同等のピークであるから錯覚したのだ。また、三角点に向って下り、鞍部から左への道を下ると荒川家の前に出た。これで一周した。
 舗装路を再び歩いて今度は地形図の実線の道を調査してみた。行くほどに狭くなり、おたま池に着いた。池からはちょっとした急坂があり、登りきって下ると昨日のユーカリへの道へ出た。これで昨日の散歩コースとすべてつながる。つまり、実線の道はおたま池とユーカリの間は車道として一度も利用されたことがなく開発中のままで終っているのだ。昨日のコースを辿ってR153へ戻った。まだ12時前である。霊園を横切って名城大の球場から次の目的地の点名:市営墓地:61,4mに向った。ここは八事霊園内の道路を辿れば簡単に見つかると思ったが墓地の周囲をいくら探してもそれらしいものはない。地形図と現地を照らし合わせても見当もつかないので諦めて道路に戻った瞬間、真ん中に埋まる白い+印のある石を見つけた。これぞ4等三角点であった。国地院の文字もアスファルトに埋まるが+だけでも充分だろう。やれやれであった。
 12:30過ぎ、車道を下って名城大学の構内に入ったとたんにポツリと雨が来た。昨日の宿題にプラスして2座探し出せてよかった。折角の3連休というのに変なところでお茶を濁してしまった。

コメント

_ こじこじ ― 2008年11月29日 10時33分41秒

 懐かしい話題になごみました。八事裏山は、まさに僕が学生時代を下宿で過ごした思い出深い場所。不謹慎ながら、八事霊園では肝試し大会まで決行してしまった不届き者です。
 両三角点から、7~800mという近場に居候しながら、三角点の存在は、つゆ知らずでした。

_ 小屋番 ― 2008年11月30日 22時40分40秒

今年は山スキー、沢、一般登山とも色々こなしてややオーバーワーク気味でした。それが歯にきてボロボロ、疲労感もあり、11月の3連休は積極的休養をとりました。手近な三角点を訪ねて慰みにしました。フェティシズムとお笑いでしょうが・・・。

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