「アジア・ヨーロッパをつなぐ草原地帯の3000年史」(講師:今村栄一)を聴講2024年02月16日

 今日も朝から調子が今一で寝転んでいるうちに午後3時になってしまった。朝食は食べたが昼食夕食も抜いたからやっぱり胃腸が弱っているんだろう。
 午後からは表題のサロンがあるので中生涯学習センターへ赴いた。18時30分丁度から開始。講師は今村栄一氏(51歳) 京都大OB。アルタイ交流舎サロンを主宰。
 表題からピンと来たのはユーラシアの諸民族の興亡である。パワポで予め映像を用意しくださり分かりやすかった。ユーラシアは日本のように単一民族がそのまま自然に国家形成をして来た国とは違う。小規模な民族が連結して国家を形成し、さらに大規模な連結で帝国を形成してきた。欧州の東から中国までは帝国の興亡を繰り返して来た。
 今回は遊牧民族の時代の終焉というテーマで深掘りされた。半知半解であるがそもそもユーラシアが把握しがたい領域である。多民族多文化が当たり前の地域である。人々は雑種化して今日に至る。漢詩で知られる李白は碧眼だったという。欧州の東から流れ着いて漢民族と交わった一例である。ロシア革命のレーニンも四分の一はモンゴル人の血が混じっている。かつてはモンゴル族がルーシ(ロシアの旧名)に攻め入った。そこで混血していった。
 先週、増補改訂版梅棹忠夫『文明の生態史観』(中公文庫)を購入したばかりである。この本も分かったようで分からない。少しづつ理解を深めたい。

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