読書三昧2024年02月26日

 昨夜からの続きで『近衛文麿』を読む。付箋だらけになってしまった。創立者の近衛篤麿は1904年に死去。その長男の文麿が継承する。さらに篤麿の孫が東亜同文会入りして、近衛色が強まる。文麿は東京裁判への出頭前夜に劇的な死に方をする。既読の中川八洋の本は戦争責任ありきであるが林千勝氏は自殺ではない説を述べる。膨大な参考文献を渉猟しての結論である。