ハイキング講座開催2012年04月21日

天白生涯学習センターにおけるハイキング講座の一こま
 午前中は顧問先へ臨時出社した。このところ仕事が急増し、その上、派遣の経理担当が目まぐるしく交代するので大事な日は指導に当たることになった。仕事のコツは要領と段取りである。
 午後は天白生涯Cで3回目となったハイキング講座を開催した。2009年は7名、2011年は3名、今年は名古屋だよりに加えて中日新聞にも掲載してもらって、天白区外からの受講生も多かった。何と20名近い受講生が集った。JAC東海支部でも中日、朝日、NHKの登山教室を受け持っているが少しレベルが高い。
 遭難防止のためにはその前段階のハイキングでの啓蒙が必要との認識から定年退職後、自由業開業と並行して天白テニュアに登録してもらって始めたのである。但し、講師の方は会のKさんが引き受けてくれた。大企業で培ったパワーポイントを活用し、分かりやすく、視覚的に講義された。こちらは補足だけに留めた。強調したのは登山計画書の届けである。これを書くことで山に向き合う自分が何者かを否応なく意識することになる。
 こうした地道な取り組みで名古屋市民、未組織登山者、単独行のハイカーや登山者に山を知る、仲間を得る機会を与えて、鈴鹿山系の遭難や遭難騒ぎが減っていくことを期待したい。