天白川の水位減水する2011年09月21日

 昨日は避難勧告が流された天白川の源流は長久手町の三ヶ峯辺りになろう。標高は160m程度。報道によると瀬戸市の庄内川も洪水で堤防が破壊することがあったという。
 三ヶ峯は反対側には香流川にも流れ、矢田川に合流し、庄内川に落ち合う。要するに伊勢湾からの湿った気流が天白川や庄内川に沿って流れ込み愛知県と岐阜県境の山々にぶつかり、上空で冷たい空気と触れ合って雷が鳴った。そして豪雨をもたらしたものと推測する。
 これは東海豪雨とそっくりの気圧配置というから気味が悪い。
 流域の守山区、春日井市高蔵寺駅付近は甚大な被害が出たようだ。当然、中央線、中央道、国道など通行止めとなり交通網は遮断状態で宿泊を迫られた人もいたらしい。名古屋駅周辺ではホテルも満杯という。
 今朝の天白川の水位は昨日に比較して大幅に減水した。濁流のままだが河川敷が表れ、中洲も姿を現している。
 しかし、台風15号はこれから来襲するというのだから困ったものだ。
 こんな台風が迫る朝でも朝刊が届いている。ホントにありがたく感謝。その朝刊によると垂直避難という言葉があった。高層マンションならば上階へ避難するということだ。わが学区の避難場所の指定地は標高15m以下のところにあるから避難しないほうが良い。
 ここの地名は島田、池場という。如何にも水っぽい。古くから住む農家は標高40mから50m辺りに居を構えている。この辺が安全圏であろう。わがマンションの水道のポンプ室の補修工事で地下を掘り下げると砂利が出てくるというからやはり川原だったのだ。そこを数mの築堤で新たな土地を造成してしまったから大水を敵に回すことになった。
 そういえば島田神社も川側は周囲より3から4mは石垣を組んで高くしてある。今は天白区役所や住宅が立ち並ぶ地域も昔は水田だったかな。

台風15号浜松へ上陸2011年09月21日

 気象庁は台風15号は14:19浜松に上陸したと発表した。
 朝方から到来にともない、正午頃再び風雨が強くなり、天白川の水位も増していた。16時現在はいつしか烈しかった風も止んで雨も治まった。やっと静寂を取り戻した。どうやら東へと方向を変えて進んでいる影響であろう。交通マヒの解消、山崩れの恐れはまだこれからである。