丹州・ふるさとの富士紀行⑥丹波富士2011年09月17日

亀岡市 牛松山 636m

 残暑がしっかり厳しい。もうこの辺で打ち止めにしたいところだがAさんの意欲は衰えない。人間は目標を持つと強いがしゃにむに頑張るのも考え物だ。
 とりあえず、亀岡盆地から牛松山登山口にたどり着いた。鳥居が立つのは高御位山、小富士山も同じで信仰の山の名残である。登山道も行き届いている。ただただ足を動かすだけで登れてしまう。18丁まである石の道標を数えながら中々にいい山道を辿った。
 途中、亀岡盆地を俯瞰するいい場所がある。たしか15丁目くらいか。ずっと樹林の中の山道にはまだミンミンゼミが鳴いている。夏の蝉のはずなのに、残暑のせいであろうか。
 薄暗いほどの樹林の中に古い神社が建っている。山頂はその背後にあって三角点のコブへは左の小道を巻いていくようだ。とりあえず、最高点を目指すと鉄塔が建っていて興ざめであった。
 有志だけ三角点も往復した。しばらく休んでここも長居などせずに下った。後は名古屋に帰ることが仕事になった。
 
 九月まだみんみん蝉の聞こへけり   拙作
 
今回で合計6座のふるさとの富士をゲットした。49座のはず。Aさんの王手はもう間違いない。万歳!