句会2011年10月01日

 第17回の俳句会。キャッツにて。今日はお客が少なくて席の確保が楽だった。いつものメンバーから順次俳句を読み上げながら披講していく。少しづつだがレベルが上がってきている。継続は力なりだ。10/29は猿投の森に参加し、吟行を兼ねることにした。
 終了後、Aさんが来店し、Hさんと3人で食事に行く。関係先のUさんから電話で役員の死去を伝えられた。10/8が葬儀。同時にHK君から仕事の処理の質問もあった。

白い彼岸花2011年10月03日

白い彼岸花
 朝日新聞の「声」欄で白い彼岸花の話題があって、へー珍しい、と思っていたらわがマンションの軒先に移植されていたのをみた。気をつけて天白川の堤防を見ると赤い花に混じって白い花の彼岸花が咲いている。河川敷にも一輪白い花を見た。何だ、そう珍しくもないが私には初見であった。

マルバルコウ2011年10月03日

マルバルコウ
 白い彼岸花の隣に咲いていた赤い花。気になって植物図鑑で調べた。直感的に朝顔の仲間でヒルガオ科と見当を付けるとズバリ。
 ヒルガオ科ルコウソウ属
 アメリカ原産の帰化植物
 7月から9月に咲く
 つる性の1年草

 彼岸花も帰化植物という。彼らは人間が絶えず、人工的に手を加えるところに帰化する。以前はオオハンゴンソウやセイタカアワダチソウなんかが生えていた気がするが・・・。

通夜の客2011年10月03日

仕事の関係先の役員が10/1に死去された。享年74歳。今時の寿命にしては早い。癌を病んでいたとは仄聞していたが・・・今日はお通夜。

10月の朔日に訃を聞きしかな

秋の夜や見覚えのある通夜の客

一堂に再会するや菊の棺

白菊に囲まれて読経聞く

長き夜を家族ともども過ごされよ

白よりも赤色でこそ彼岸花

心あらばじっと見てみよ草の花

追悼!アップルのジョブズさん死去2011年10月08日

 アメリカというより世界的に知られるアップル創業者のジョブズさんが10/6亡くなった。享年56歳。
 5/21に購入したアップルのIPODNANOは必要に迫られて選択した。その後、時間の経過とともに直感的に楽しめるようになった。アップル社製品の大きな特長といわれる。元々マニュアルも付いていないが触れて馴染むに連れて分かってくるから必要ない。
 PCがまだキーボードからコマンドを入力していた時代に早くもマウスでアイコンを突く入力をしたのもアップルだった。ウィンドウズの歴史はライバルのいいとこ取りだったといわれる。そのせいかウインドウズは新製品の10/11発表を延期したと今日の朝刊にあった。弔意を示したのだ。
 そのアップルもソニーのウォークマンを模倣したようなIPODを作った。独自のアイデアは一つもないとライバルから揶揄されているそうだ。しかし、カーオーディオと連結できたり、PCと一体的に活用するとCDは要らないようになるのはソニーでもOKなのかな。
 今まで購入したCDはいとも簡単にIPODに転送できるから折角の音楽遺産を死蔵することも無くなった。やっぱり音楽の遍在する生活に変えてくれた天才事業家なんだと思う。
 今日もジョブズさんの記事がどこかしこに見られる。そろそろ週刊誌にも登場するだろう。彼の残した偉大な事業の余韻というものだ。

宝達丘陵・宝達山ドライブ登山2011年10月12日

 10/9(日)所属する俳句結社の年次大会に参加した。場所は富山市。かつては山岳俳句で知られた前田普羅の主宰していた拠点だった。
 現在では山の俳句を作るものは少ない。むしろ登山愛好家が多い都会の結社の方が同好の士が多くて励みになるだろう。しかし、そこは昨年千号に達した伝統の会である。小規模な結社であるが今も初代主宰の遺志を継承していこうとするスタッフに支えられている。
 13時から厳粛に進行したが主宰の縁者の葬儀ということで急ぎ足で講話を聴きつつも、後の式は中断しての帰還となった。止む無し。編集長が代わって、進行された。後の懇親会も無難に終わり、ホッとする。当日夜はビジネスホテルで1泊。

 10/10(月)は7時宿を出発。R8、R415を走って、R159に出てから宝達志水町の入り口を探す。大きな看板に従って舗装されているが狭い山岳道路を登る。目の前にアンテナが林立する頂上へもまだ道が続くので行くと小さな駐車場に達した。
 車を降りるとすぐそこに1等三角点637mがあった。宝達丘陵の最高峰、宝達山だ。近くにはブナ林も残る。
 白山と北アルプス方面に山並みの案内板があるがあいにく天気が良すぎて霞む。縁起がいい山名だ。江戸時代には金が算出されてこの名前があるとか。
 今はアサギマダラが渡りの途中に立ち寄る山として知られ、蝶々の愛好家は9月のシーズンに登ってきて、捕獲し、マーキングするらしい。道理で立派な駐車場やログハウスがあるはずだ。今年は1000匹以上にマーキングしたんだとか。東南アジアへの長旅の途次、別の土地で捕獲した情報を交換しているという。
 
 そのまま同じ道を下る。金沢市を経由しながらR8を走る。今庄からはR365に行き、木之本へ出て、二車線の新道R303で揖斐川町経由で名古屋へ帰る。R303は例のダム堰堤上のルートから吊橋経由に変更し、立派な高規格道路になった。山岳路ながら交通集中することの多い、関が原を回避するエスケープルートになる。
 道の駅でひょっとするとW君、F君らの千回沢山の帰路にばったり出会うことを期待したがちと早すぎた。
 10月や嬉し悲しの誕生日

免疫力とは何だったのか?2011年10月17日

 老年に片足を突っ込む年齢を意識して、この数年というものタイトルに免疫力、ガンの自然治癒といったテーマの本を読んできた。
 それがここへ来て、腸内環境を整える、腸を健康にする、発酵食とつながったテーマの本や雑誌、ムック本の出版が相次いでいる。医者の医学的啓蒙的な本から料理研究家や農家の側からの実地に即した情報発信である。
 雑誌の『クロワッサン』は免疫力をアップする発酵食のすすめ、と題して辰巳芳子さんの顔で売っている。その中の多田自然農場のヨーグルトを試験的に注文してみた。
 私たち日本人の二人に一人はガンで死んでいく。しかも70歳までに病死して長寿を全うできない人も多々いるのだ。特に男は70歳の坂を越えられない、とは肺がんで亡くなったある人の葬儀の場で高齢の婦人たちがささやきあっていた言葉だ。何が高齢社会か、と疑問に思う。
 自分のことを省みても右目が時々異常に痛むので眼科に駆けつけると問診で実は便秘なんですと訴える。すると医者は「アリF」を処方するわね、という。アナリナミンFとは医者用語でビタミンB1B2製剤のことだった。服用するとあっけなく便秘が解消し、目の痛みもどこえやら。
 そこで便秘にならないよう食事に配慮するのだが、仕事などで忘れてしまう。また便秘症状になる。
 風邪を引いたりして抗生物質を処方される。歯磨きで傷つけた歯茎に腫瘍ができたので切除してまた抗生物質を投与される。それも服用すれば治癒するが今度は善玉菌まで殺菌されて腸内環境は最悪の状況になる。またしても便秘を繰り返す。
 この7月はひどかった。切除してもらった腫瘍がまた再発した。また歯科に駆けつけたら再び切開するという。しかし断った。これは生活習慣病だ。歯科医は外科医だから生活習慣病の指導まではしない。体調を整えてからまたきますので・・・と断ると歯科医よりも助手さんたちがうんうんと納得してくれた。歯肉は粘膜の一種だから病変が出やすいとはいえる。腸内視鏡で観察すると健康な人はきれいで、病気の人は変色しているそうだ。
 8月お盆以降は一計を案じて、乳業メーカーのビフィズス菌末を取り寄せて試してみたら3日後には快便になった。ああ、これだったのか。以来、多種のヨーグルトを試食している。生乳が原料のヨーグルトはすぐ反応がある。脱脂粉乳が原料の製品は単なる飲料のようだ。また、ビフィズス菌を配合した製品も反応がいい。
 結局、腸内環境を整えるとは発酵食の元になる善玉菌で満たしてやることだと気付いた。
 子供時代は農家だったから味噌は自家製、漬物も自家製で糠漬けだった。これらの本を読むと糠漬けの効用が説いてある。つまり、糠に乳酸菌があるということ。しかも植物性乳酸菌である。食事の洋風化とは反面で日本人の伝統的なよく考えられた発酵食品を忘れることであった。だから大腸がんが増えるのであろう。
 免疫力アップとは大腸の健康維持である。通じをよくすることを第一としてヨーグルトを食べること、納豆などの発酵食品を食べること、味付けしていない自然発酵の漬物をたべることだったのだ。
 水も都会の消毒された水でなく、山から滲みだす天然水がいい。消毒によって疫痢などから守られてはいるが腸内の善玉菌も減殺しているのではないかと疑うのである。
 山に行ったらせめて山の水をしっかり飲みたい。

運転免許更新2011年10月20日

 今日も蒸し暑い秋の日の午後。平針の一角に矮小化した背高泡立ち草をちらっと見る。帰化植物も上陸した当時は威勢が良いが幾歳月を経過すると劣勢遺伝のせいか矮小になってしまうようだ。
 ノータイで行くが平針試験場へ免許の更新のために行く。駐車場はほぼ満杯。場内も行列をつくるほど多数。視力検査でひっかるが2次検査でパス。写真のためにタイを締める。優良?なので30分の講習で終わった。誕生日が過ぎて気になっていた免許更新をやっと終えた。
 今回は本籍が隠れた。個人情報保護法の影響かな。4桁の数字の羅列を2回申告する。またまた覚えておく暗証番号が増えた。それと普通免許がなくなって中型免許に法改正となった。8トン未満の車なら運転できるとか。7.99トンならいいわけだ。
 丸の内へは午後5時過ぎに入る。溜まったゴミと大型書籍の運び出しもあって久々に車で行く。石油節減には地下鉄が有効だ。使わない限り減らないのだ。
 携帯がなるので後でかけると栄に来たので事務所へ寄りたいとのこと。セントラルパーク地下街で開催中の日本山岳写真協会東海支部の写真展も閲覧したらしい。またどうぞ、と返す。
 新聞では今日から丸栄で岩手県物産展開催とか。昨日は三越の北海道物産展に足を運んだが初日とあって大混雑だった。旨いものだらけの北の大地。福島や宮城の米や野菜も売ったらいいと思う。買うことで被災地の救済になるならこんな良いことはない。増税なんかよりよっぽどいい。

転勤2011年10月28日

 山岳会の旧友から転勤の命があったと葉書でしらせてきた。今までは名古屋営業所に勤務していたころに入会して、数年で東京へ、そしてつい最近、富士市へ転勤と聞いていたのにもう転勤か。大企業勤めの会社員の宿命とはいえ大変な気苦労なことと思う。
 そして今度の行く先は福島県いわき市というからかなり遠のいた。地図で調べると3.11の福島原発を中心にした同心円の40Kmから50Kmの圏内に入りそうなのである。だから「いわき市はいろいろと大変ですが頑張ります」と添え書きしてある。もちろん被爆のおそれがあるからだろう。仕事が営業だから問題の地域にもあちこち動くことになるので大変なのだと思う。
 近くにはいずれふらっと行きたい八溝山、屹兎屋山がある。名山なら那須岳、磐梯山も視野にはいるから山旅を共にしてもいい。大滝根山は既登だし、安達太良山も登った。転勤の友を訪ねがてら虫食いだらけの山を少しづつ片付けていこうか。