毎年よ彼岸の入りに寒いのは 正岡子規2018年03月21日

 今日は彼岸の入り。あいにくの雨の朝だ。今日ばかりは猿投山も雨雲の中に隠れている。彼岸でいつも思い出すのは掲載の俳句である。作句のきっかけは子規の母親のつぶやきだったらしい。
 ググるとトップにヒットしたブログに「”毎年よ、彼岸の入りの寒いのは” あの 正岡子規の句ですが、「母の詩、自ら 句となりて」という前書きがあるように、 亡きお母さんの生前の口癖がそのままこんな句になってしまったというのです。 ”お母さん、お彼岸だというのに寒いなあ”と言うと”毎年よ・・”と母上がこの句のように答えられたという。 」
 今風に言えばツイッタ―俳句の典型です。 春の山を歩いていて、同行者が突然に「芳しい」と言ったので「芳草」の季語で一句を作った記憶がある。案外作意のない句の方が面白い。

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