小屋番の山日記

　昨年4月から毎月第四土曜日に連載していた中部経済新聞の「山を撮る山を語る」もようやく完了。最後は御在所岳で締めた。前回の連載は御在所岳ではじまったが今回はトリの山にした。
　きっかけは2014年4月から「知れば楽しい東海の登山ガイド」の連載が24回で終わった際、読者からあれはもう終わったのかという問い合わせがあったらしい。始まるときは7月ごろには打ち切ることもあるよ、と言われていたが月2回、24回も続いたのは一定の読者の支持があったからだろう。
　不人気ならばすぐに切られるのがこの世界である。それで再開したのが今回のシリーズだった。ただ、ネタは100回分はあったが写真が間に合わず、それじゃ山岳写真家の鎌田則雄さんとのコラボでと話がまとまった。手持ちのある写真で書かねばならず、高性能なカメラで撮影した立派な作品なので文が引っ張られた。写真と文のマッチングに苦労したが二人三脚で何とか終わった。
　読んでくださるだけでもうれしいがおカネを出して読んでくださる読者の皆さんの評価はいかがだったでしょうか。