後より初雪降れり夜の町 前田普羅 ― 2014年12月17日
今夜、植田駅を出ると駅頭で白いものがちらつく。おや、雪か。腕に白いものが乗るがすぐ消える。余りに寒いのでマフラーをぎゅっと締めて家路に着く。天白川を渡るとやっぱり雪だ。12月半ばというのでえらく寒い。この寒気は雪だったのだ。マフラーをまく首の方から雪が降ってくる。ああ、そうだ、この風景は、前田普羅の表題の俳句の場面だ。
前田普羅は富山市で昭和4年から「辛夷」を主宰。山岳俳句で知られた俳人だった。昭和29年8月7日没。今年は没後60年だった。
前田普羅は富山市で昭和4年から「辛夷」を主宰。山岳俳句で知られた俳人だった。昭和29年8月7日没。今年は没後60年だった。
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