老残の身に入む朝のクリニック 拙作2022年09月27日

 朝9時30分にクリニックに入る。予約は9時40分だが少し待たされて先生から呼び出された。

 9/21以降は秋刀魚の塩焼きに大根おろしをたっぷり添えて薬食いのように食べてきた。
「サンマにはたくさんの栄養が含まれています。
必須アミノ酸をバランスよく含んだ良質のタンパク質や貧血防止に効果のある 鉄分、粘膜を丈夫にするビタミンA、また骨や歯の健康に欠かせないカルシウムとその吸収を助けるビタミンDも多く含んでいる。」

 9/24には血便は無くなり排便後に血が付着することもないと報告。9/20の初診の際の採血の結果である。3つの項目で赤字になっていた。それで癌でないことの証明のために10/4の大腸の内視鏡検査を勧められた。しかし、今は治ったことだし非常に痛い検査と聞くし、検査して治るものでもないのでいったんこれで治療は終わったことにしてもらった。内視鏡検査はキャンセルした。

 高齢になればあちこち病変が出てくる。ものの本によれば癌(悪性腫瘍)は治らないという。良性の腫瘍であるポリープはとってもまた出てくる。つまり放置が良いのである。治療すると人生の質が落ちるとも言われる。しかし、検査検査で稼ぎたい医師には切りたいのである。この医師は患者の意思を尊重してくれてほっとした。