鈴鹿の雨乞岳で行方不明2022年09月15日

捜索範囲
 FBのタイムラインにFBF父親が鈴鹿の雨乞岳で行方不明になっていることを伝えるコメントが流れてきた。アカウントは行方不明の父親だが発信者は息子さんである。現在までにネットのメディアにはアップされていない。
 9/12(月)に入山した。15時に東雨乞岳の写真を受信、18時30分頃「少し帰りが遅れます」の受信が最後になった。13日から警察、消防が捜索に入ったが15日現在までに発見されていない。それでFBFに発信されたのだろう。
 雨乞岳は鈴鹿山脈から離れているが第二位の標高ということもあり人気が高い。登山者が多いこともあり遭難者も多いのは仕方がない。多くは武平峠からの往復である。ところが道迷いの事故も多い。また稲ヶ谷では2021年5月に死亡事故があったばかりだし、2020年には雨乞岳で行方不明とされながら御在所岳に突き上げる黒谷で遺体で発見されている。
 往復だけでは物足りなくなった登山者は御在所岳をタッチして下山するのだろう。ヤマップにはそんな周回登山の記録も多数ある。今回の行方不明の人も御在所山への尾根か沢に取り付いて事故ったのか。滑落すると骨折、動けない、谷の中は電波が通じないとの想像から谷のどこかで遭難し救助を待っている。