クルマ雑感②2006年06月08日

 4/23の日記にディーゼル乗用車復活待望論を少し書いた。その後5/23にホンダが2009年にD車を発売するという報道があった。続いて6/8には三菱がやはり2009年に発売するという記事が出ていた。いよいよだ。
 原油(ガソリン)の高騰が経営に与える影響は相当なもので日産では普通車が売れずスズキからOEMで購入する軽が台数を伸ばしているそうだ。しかも車種を増やすというから経営にもじわじわと悪影響が出始めている。利益率の低い小型車を軽視してきた結果であろう。ハイブリッド車は高コストですぐには先行するトヨタに追随できない。どの会社もディーゼルへと傾注せざるを得なくなった。
 中でも三菱は膨大な累積赤字がある。だからハイブリッドの開発に向うよりも足元の技術であるD車を開発した方が資金負担面でもずっといい。それに来期は単年度で黒字になるというが累積赤字のあるうちは法人税の負担がないからその分車両価格を安く設定して売上げ台数をシェアを拡大できる。赤字を逆手にとって再建を早めるチャンスである。
 連続200k/h、10万kmのテストランで華々しくデビューしたレガシーは高性能を評価されて大いに売れてスバルは赤字から脱却できた。今度は三菱の番だ。高速性能+燃費+環境と大いにアピールしたらいい。元々D車は耐久性はある。
 トヨタの拡大路線にも少しづつほころびが見え始めた。売り物の品質で韓国車に抜かれた。これはショックだろう。品質で信用を失うとトヨタの経営はは奈落の底に落ちてゆくだろう。生産台数が多いだけに・・・。現場は大混乱になると予想する。すでに社内では責任の転嫁が見られるという。どこでもあることだがトヨタは久しく聞かなかった。あの会社は拡大してもうまくやっている、さすがはトヨタさんなどと。
 ともあれユーザーとしては安くて品質、性能、燃費、デザインなどが良ければメーカーは問わないのである。

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