大村知事圧勝!2023年02月06日

 下馬評の通り現職の大村さんが高い得票数で圧勝した。残念ながら投票率が36%台では組織力のある大村さんには敵わない。ほとんどの人がどうせ大村だ、と投票に行かず、棄権したと思われる。
 対立候補の政策にも新味は無かった。アイトリの失政は争点にはならなかった。

 どうしたら勝てるのだろうか。
  
 名古屋市長選から早くも2年と10ヶ月が経過した。対立候補の横井さんは自民、立憲、国民、公明に加えて共産党まで加わって闘ったが惜敗した。あれはなぜだったんだろう。あれだけスキャンダラスな河村さんには批判的なコメントが多いが実際にふたを開けると河村さんの辛勝だった。

 今回の対立候補者は河村さんがなぜ勝てるのか、研究したことがあるのだろうか。それはいの一番の減税という政策なのか、不正には縁のない人柄か。減税日本は市議の増減が激しい。あえて欠点を言えば、中小企業の親父みたいな独断専行がある。これも良く言えば己の信念を貫くぶれない人物という評価もできる。
 大村さんは逆に誰にも上手く対応する。右から左まで推薦を取り付けた。アイトリでは反日、左翼の芸術家らにも他の作品展で締め出された問題作を出品させて県のカネを与えてしまった。首長が評価したら表現の自由に抵触するとのコメントがあった。上手い方便である。
 一昨年、トヨタ労組出身の古本さんが出馬を取りやめて驚かせた。勝てる候補者を引っ込めて、愛知県副知事に就任させた。これも偶然ではなく計画だった気がする。大村さんは西三河地区の有権者の票を取り込める読みがある。トヨタ労組の選対は緻密に票を集めて大村再選の原動力になったはず。大村さんは抜け目がない。
 2018年1月に毎日新聞、朝日新聞から「中日新聞主筆が発言、撤回 「保守かリベラルか、性同一性障害ぐらいの知事」」と書かれた。「 中日新聞社(名古屋市)の小出宣昭主筆は13日、同市内で開かれたシンポジウムに出席し、愛知県の政治風土を紹介する中で大村秀章知事に言及し、「時々、大村さんみたいに、保守かリベラルか、性同一性障害くらいの知事が出ます」と発言した。小出氏はシンポ終了後、取材に「言葉の選択として間違っていたので発言を撤回し、おわびしま…」と書かれた。
 つまり政治家として節操がない。何でも自分がやろうとする。

 大村知事の課題は
①リニア新幹線の静岡地区のトンネル工事の許可を促す・・・難題
②中国との関係のかじ取り・・・難題
③EVの普及のためのインフラ整備・・・難題

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