書士会の新年会 ― 2025年01月24日
18時30分から愛知会中央支部の新年会でした。中央支部は昨年11月現在で558名が所属、愛知会で最大の員数です。全体で3373名ですから17%です。出席者は97名と聞きました。やっぱり17%になります。河文という中区丸の内の料亭が会場です。広い会場に目一杯テーブルがならび手狭に感じるほどの盛会でした。
支部長のあいさつにも2024年になってからコロナ禍明けで研修の出席者が激増と言われた。私も2020年以来研修は一年に1回くらいしか行ってない。多くの同業者が3年間の眠りから覚めて動き出した感じだ。(眠っていなかった人もいるが)
開業15年間を振り返る
2009年60歳で会社員を定年退職。2010年の開業から6年間は経理実務経験を生かして会計業務で多額の収益を得て自営業の醍醐味を満喫した。ところが移動は車に頼ったために足腰が急速に弱った。65歳前後で膝痛に悩まされた。使わないと身体機能は弱ってゆく。栄養補給と適度な運動が必須と悟った。
2012年からは法定後見で高齢の女性の信頼を得て、実弟の成年後見人を引き受けた。2015年には念願だった建設業許可申請の初受注を得た。2018年に被後見人が死亡。兄弟姉妹の相続を引き受けてからが大変だった。相続人の姻族側の干渉がわずらわしい。相続権はないにも関わらず、高齢の相続人の財産に固執してきた。知己の弁護士の知恵をお借りして2021年に撤退させた。
2018年に遺言書の作成をサポートした友人の遺言者が2021年に亡くなった。これも兄弟姉妹のからむ相続で困難だった。2022年は戸籍謄本の収集に奔走、非常に複雑な法定相続情報一覧図を完成、戸籍上の相続人に手紙を書いて理解を求め、不動産を売却できた。現金化後は精算、2023年末に送金して終わった。
相続業務の教訓
相続業務は法知識を根拠にするが実務で手慣れていないと困難です。特に金融機関との応酬です。二件の兄弟姉妹の相続業務の経験で実務能力を鍛えられた。報酬は苦労の関数ではないと知った。相続業務の報酬は数字は大きいが毎月コンスタントに入金があるわけではない。着手金を経費に当てたりして立替金は減らすが生活費が出て来ない。終活や相続専門を謳う同業者が増えているが資金の回転は悪いので私には専業は無理だ。
たまたま趣味の山岳会でも山岳古道の実地踏査と資料調査に入っていた。これも並行しながら進めて来た。2023年は踏査を終えて疲労感が募る年になった。道楽は定期収入があって成り立つ。年金収入が主体の今はカネのかかるボランティアは手を引いてゆくべきなんだろう。2025年はHPの公開の年になる。仕上げを急がねばならない。
任意団体の法人化支援の教訓
2018年には上部団体の法人化のサポートを依頼された。2021年頃から最初はWEBで定款作成から入った。私の役目は主に複式簿記の指導である。これは2022年から二人三脚で単式簿記から複式簿記の仕組みをOJTでメールのやり取りで始めた。元は自動車会社の技術者だったから畑違いの知識を習得してもらわねばならない。それでも後へは引けない。2023年には途中から会計担当者には大変な重荷を感じて別に知合いの経理経験者の応援を頼んで法人化を乗り切った。2024年5月には無事に財務諸表の発表にこぎつけた。これで肩の荷は半分降りた。
2025年は再起動の年・・・廃業を80歳まで延長
75歳は認知症の懸念、知識の習得、体力の分岐点で事務所は廃業、車も手放し、年金の範囲で遊び暮らそうと夢想していたが、70歳を過ぎてから二つの団体のボランティアに深入りしてしまい、かなりの貯金を減らした。何時まで生きるか分からないから5年延長することとした。
廃業を5年延長したので今年は研修にも出席して仕事の幅を広げて短期的に資金回収できる事務所にしたい。
支部長のあいさつにも2024年になってからコロナ禍明けで研修の出席者が激増と言われた。私も2020年以来研修は一年に1回くらいしか行ってない。多くの同業者が3年間の眠りから覚めて動き出した感じだ。(眠っていなかった人もいるが)
開業15年間を振り返る
2009年60歳で会社員を定年退職。2010年の開業から6年間は経理実務経験を生かして会計業務で多額の収益を得て自営業の醍醐味を満喫した。ところが移動は車に頼ったために足腰が急速に弱った。65歳前後で膝痛に悩まされた。使わないと身体機能は弱ってゆく。栄養補給と適度な運動が必須と悟った。
2012年からは法定後見で高齢の女性の信頼を得て、実弟の成年後見人を引き受けた。2015年には念願だった建設業許可申請の初受注を得た。2018年に被後見人が死亡。兄弟姉妹の相続を引き受けてからが大変だった。相続人の姻族側の干渉がわずらわしい。相続権はないにも関わらず、高齢の相続人の財産に固執してきた。知己の弁護士の知恵をお借りして2021年に撤退させた。
2018年に遺言書の作成をサポートした友人の遺言者が2021年に亡くなった。これも兄弟姉妹のからむ相続で困難だった。2022年は戸籍謄本の収集に奔走、非常に複雑な法定相続情報一覧図を完成、戸籍上の相続人に手紙を書いて理解を求め、不動産を売却できた。現金化後は精算、2023年末に送金して終わった。
相続業務の教訓
相続業務は法知識を根拠にするが実務で手慣れていないと困難です。特に金融機関との応酬です。二件の兄弟姉妹の相続業務の経験で実務能力を鍛えられた。報酬は苦労の関数ではないと知った。相続業務の報酬は数字は大きいが毎月コンスタントに入金があるわけではない。着手金を経費に当てたりして立替金は減らすが生活費が出て来ない。終活や相続専門を謳う同業者が増えているが資金の回転は悪いので私には専業は無理だ。
たまたま趣味の山岳会でも山岳古道の実地踏査と資料調査に入っていた。これも並行しながら進めて来た。2023年は踏査を終えて疲労感が募る年になった。道楽は定期収入があって成り立つ。年金収入が主体の今はカネのかかるボランティアは手を引いてゆくべきなんだろう。2025年はHPの公開の年になる。仕上げを急がねばならない。
任意団体の法人化支援の教訓
2018年には上部団体の法人化のサポートを依頼された。2021年頃から最初はWEBで定款作成から入った。私の役目は主に複式簿記の指導である。これは2022年から二人三脚で単式簿記から複式簿記の仕組みをOJTでメールのやり取りで始めた。元は自動車会社の技術者だったから畑違いの知識を習得してもらわねばならない。それでも後へは引けない。2023年には途中から会計担当者には大変な重荷を感じて別に知合いの経理経験者の応援を頼んで法人化を乗り切った。2024年5月には無事に財務諸表の発表にこぎつけた。これで肩の荷は半分降りた。
2025年は再起動の年・・・廃業を80歳まで延長
75歳は認知症の懸念、知識の習得、体力の分岐点で事務所は廃業、車も手放し、年金の範囲で遊び暮らそうと夢想していたが、70歳を過ぎてから二つの団体のボランティアに深入りしてしまい、かなりの貯金を減らした。何時まで生きるか分からないから5年延長することとした。
廃業を5年延長したので今年は研修にも出席して仕事の幅を広げて短期的に資金回収できる事務所にしたい。
コメントをどうぞ
※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。
※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。
※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。