伊那の食べ物2006年08月19日

 お盆休みの山行で今回は高速道路を徹底して利用しなかった。渋滞もあったし時間に余裕もあった。R153で飯田市に来てから一般道の渋滞を懸念してどうするか、と相談したが天竜川の左岸に渡った。
 この周辺の山ももうかなり登ったが氏乗山が未踏である。未踏の山が有るとまだ心がつながっている。
 もう一つつながっているものに「鯉の甘露煮」がある。山のグルメである。それを思い出して1パック買って夜の酒のつまみにした。JAの店にある。他のスーパーでも売っている。
 夕食の段になって早速ビール片手につまんだことはいうまでもない。独特の小骨が多いが美味いものである。山国の人たちの蛋白源として珍重されてきたであろう。伊那といえばよく看板にも馬刺しが出ている。これは余り食したことが無い。山の帰りに伊那市の街で食べた唯一の記憶がある。最近ではダチョウの料理が名物になったらしい。これはかがなものか。
 南伊那の根羽にはアメノウオの甘露煮がある。甘いたれが絡まって美味い。美濃白鳥のあまごの甘露煮、はたれはさっぱりして甘味は抑えてあり魚の味がする。共に甲乙つけ難い。
 先般の山行では同乗したKさんから馬瀬川の鮎が美味かった、と聞いた。友人のOさんは馬瀬に別荘を建てている。もちろん馬瀬の鮎の味を絶賛している。周囲の山はみな登っているがまだ食べたことがない。異口同音に美味いという鮎が私を誘っている。飛騨萩原の簗で食べた飛騨川の鮎を炊き込んだ鮎飯も美味かった。
 根尾の源屋の鮎、あまご、岩魚の刺身、塩焼き、うるかなどをてんこ盛りにした川魚料理も美味い。となりの板取で食べた天然鮎も美味かった。同行した人の好評を得た。最近は行かないから尚も郷愁が募る。たまには皆をさそって行って見たくなった。

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