賤ケ岳から山本山へ2021年05月23日

 既登の山と山を結んで縦走したかった。行市山から賤ヶ岳へ、余呉湖を囲む尾根をC形に歩く予定だが、関ヶ原から近江入りすると伊吹山に雨雲がまとわりつく。
 ためらいながら行市山の登山口に行けば小雨と濃霧だ。何と言う天気だ。天気図はちょうど低気圧が居座るがその影響だろう。やがて東シナ海の移動性高気圧の範囲になる。登るに連れて晴れるだろうと、しかし濃霧は嫌だな。
 結局、賤ヶ岳以南の山本山への縦走に変更した。木之本辺りが気圧の分岐点見たいに晴れている。リフト沿いに賤ヶ岳に登る。戦国の歴史好きな多数のハイカーがいた。観光の山だなぁ。湖北は麦秋の季節らしく、植田、代田との色ちがいがはっきりわかる。行市山らしい山も雲がとれて見えている。
 山本山縦走へ出発した。落葉期は眺めはありそうだが今はない。みどりの中のトンネルを突き進む。古墳群の案内看板が多い。ほぼ水平の山道は山本山で終わった。