飯田街道・・・自宅から川名駅まで2023年11月08日

 11月には珍しく雨が降ったが今日は晴れてくれた。一週間ぶりに旧飯田街道を歩くことにした。自宅から八事の坂を越えて川名駅までの5kmのウォーキングである。
 八事の交差点に立つと中京大の名前が目に入った。昭和区八事界隈は大学の街。名城大学、中京大学、南山大学、少し離れて名古屋大学がある。下ると古刹の八事興正寺がある。そこの銘鈑には市電の終点だったとあった。
 普段は車で何度も通って来た道であるが歩くと違った風景になるから不思議である。隼人池に飯田街道の案内板が見えた。車の往来時には見かけたことがない。心そこに無ければ見れども見えず。杁中をやり過ごしてすぐに川名駅だが、山中の交差点の向こうは川名公園で市民の請願により昔の飯田街道の面影を残した。
 川名公園の案内には久屋大通りの住商ビル辺りは昔駿河町といった。飯田街道の起点であるが別名を駿河街道とも言った。関所はないと書いてあるが、実は関所はあった。治部坂峠の手前の阿智村の旧浪合村に浪合関所があった。今は史跡として保存されている。立派な構えである。京都を目指した信玄が作ったとされた。交易の道として信州からは木地製品が運ばれた。名古屋からは瀬戸物が運ばれた。
 特に川名公園の看板にあるように飯田街道のイメージだけでも残す請願があったらしい。なんにも無い様でいて歴史の破片はあったのです。今日のウォーキングの終点は川名駅。ここまで自宅から5km丁度。約1時間15分でした。

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