忘れがちな酢の効能 ― 2023年01月18日
2007年頃だったか、肥満を抑制するために12月頃から肉類を食べずに1ヶ月経過した。翌年風邪を引きやすくなった。特に咳がひどかった。医院で処方してもらったが効き目が出てこなかった。
見かねた友人が篠島へフグを食べに連れて行ってくれた。フグはポン酢で食べた。その日は何ともなかったが翌日から咳が止まった。あれは何だったのか。調べるとフグの栄養よりも酢の効能ではないかと思った。
ネットで調べると「お酢に期待できる健康効果は食後血糖値の上昇抑制、体脂肪・内臓脂肪の減少、血圧低下作用、疲労回復などであると言われており、積極的に取り入れたい食品の一つです。 いずれも効果を得るためには1日あたり15mL(大さじ1杯)程度を継続して摂取する必要があります。」の記事がヒットした。
更に「お酢には胃酸の分泌を促す作用があり、胃酸やお酢の成分そのものが胃や腸を刺激し、ぜん動運動を活発にすると言われております。 さらに、お酢には、腸内の善玉菌を増やすことで、便通の改善効果が期待できます。 便秘でお悩みの方は、一度、酢大豆をお試しください。 大豆に含まれる食物繊維の作用も加わり、効果が期待できます。」と言いこと尽くめ。
酢と咳を組み合わせて見ると
「冬の乾燥した空気は喉にとって大敵です。
この時期起こりやすい喉の痛みや空咳が続くといった症状を改善するために効果的な食ベ物や飲み物があります。
それらをどのように喉に良いのかも交えてご紹介し、逆に避けたほうがよいものについても解説してゆきます。
どんどん気温が下がってゆくこれからの季節、寒さだけではなく空気の乾燥も厳しいものがありますよね。
空気が乾燥した状態では人の皮膚や粘膜も潤いをなくしてゆくので肌がカサカサになり荒れてくるなど様々な影響が出ますし、なかでも喉の調子が悪くなってつらい……とお悩みの方、多いんじゃないでしょうか?
冬になると乾燥で喉が痛くなったり空咳が出てきたり。
とくに朝起きた直後によくあることだと思います。
喉の乾燥による症状は不快なだけでなく、乾燥している状態が続くと風邪などのウイルスや細菌に感染しやすくなってしまいます。
喉には口から取り込んだ外気がまず触れる器官として、ウイルスや細菌、ほこり、花粉など人体に悪影響をおよぼす可能性のあるものが体内へ入ってゆかないように防御する働きがあります。
喉の粘膜によってウイルスなどを捕らえて、体外へと追い出すのです。
しかし喉が乾燥して粘膜の潤いをなくした状態ではこの働きが正常に機能しなくなります。
結果、ウイルスや細菌による感染症にかかりやすくなってしまうのです。
感染した風邪などのウイルスによって喉の細胞が破壊されると炎症を起こして、さらに痛みや腫れが生じる原因にもなります。
東洋医学には「燥邪(そうじゃ)」という言葉があり、強い空気の乾燥とそれによって引き起こされる障害のことを指します。
燥邪は「六淫(りくいん)」のひとつとされており、外部から来る6つの主要な疾病の原因のうちに数えられています。
秋冬の乾燥にはそのくらい気を付け、きちんと呼吸器のケアをして過ごさなければならないということです。
空気の乾燥による喉のコンディションの悪化をおさえる手段は様々で、加湿器を使って空気を潤すということもできますし、薬をつかって炎症をおさえるという手もあります。
今回はそのうちのひとつとして、普段食べたり飲んだりしているものに気を配るという方法に注目してみたいと思います。
喉に良い食材、つらい喉の痛みや空咳が改善できる食材をご紹介していきましょう。
毎年寒くなると喉から風邪をひく、という方は必見です。
喉が乾燥して痛みや空咳が出る時におすすめの食材。
まずひとつはナシ(和梨。洋梨でも可)です。
ナシは非常に多くの水分を含んだ果物で、東洋医学では食べることで「肺」の乾燥を潤してくれる食材として有名です。
ちなみに東洋医学での「肺」とは、呼吸器全般や皮膚など呼吸に関わるあらゆる器官のことを指します。
ナシには水分だけでなくソルビトールという成分が多く含まれており、喉の炎症や咳を鎮めて痰を出やすくする効果があります。
とくに空咳に悩まされている方には定期的に食べることをおすすめしたい食材です。
ただその反面、ナシは体を冷やす性質がとても強く、ソルビトールは摂取しすぎると下痢を引き起こすことがあるので食べ過ぎにはくれぐれも注意しましょう。
胃腸が弱く、ナシはお腹を壊すのでちょっと……という方にはリンゴがおすすめです。
リンゴはナシに比べて胃腸への負担が軽く、ペクチンという成分が含まれており消化を助けて腸の働きを整える作用があると言われています。
下痢をしている時にも有効です。
リンゴもナシと同様、食べることによって喉などの呼吸器を潤してくれる食材です。
また、リンゴ酸やクエン酸などの有機酸が抗菌・消毒作用を持つため、喉の炎症にも効果的です。
風邪を引いた時にすりおろしたリンゴを食べた経験のある方は多いと思いますが、弱っている時に口当たりが良いというだけでなく、きちんとこういった効果があってのことなのです。
すりおろすことで喉が傷んでいる時にでも負担をおさえることができますし、皮ごとすりおろせば先ほどのペクチンなどの栄養素を効率よく摂取できます。
果物としては柿もおすすめです。
柿の色素にはβ-カロテンが含まれ、腸から吸収されることによってビタミンAに変わります。
ビタミンAは喉や鼻などの粘膜を健康に保つ作用があるので粘膜が弱っている時にはうってつけです。
また、柿の渋み成分として知られるタンニンには炎症をおさえる「消炎作用」や血管を縮める「収れん作用」があり、喉が炎症を起こして空咳が出ている時に効果的です。
ただし、柿にはナシと同じく体を冷やす性質があるので気を付けましょう。
干し柿にした状態ならば体を冷やさず食べられますよ。
喉に良い食べ物は他にも様々あります。
広く知られているものとしては蜂蜜が挙げられます。
粘度のある蜂蜜は喉をよく潤し保湿してくれるので、咳が出ている時によく効きます。
また、グルコン酸という有機酸が含まれており強い殺菌作用があります。
高い糖度による疲労回復効果もあるので、とくに風邪で弱っている時に摂ると良い食材です。
意外なところでは杏仁豆腐を食べるのも効果的です。
杏仁豆腐に使われているアンズの種にはアミグダリンという成分が含まれており、咳を鎮める効果があることから古来よりアンズの種は咳止め薬として重宝されてきました。
現在でもアンズの種を使った咳止め薬は漢方医薬として用いられています。
杏仁豆腐には牛乳も使われますが、牛乳には喉を潤す効果がありますので、アンズの種と合わせて摂ることができる杏仁豆腐は喉に良い食べ物と言えます。
多くののど飴にはミントが含まれていますが、これはミントに含まれるメントールに冷感作用や消炎作用があるためです。
喉が痛い時にハーブティーなどにして飲めば痛みがやわらいでスッキリしますよ。
甘いものが苦手な方にもおすすめです。
メントールはいわゆる「スースー」する成分で、これを活かすにはあまり熱くしすぎないようにしましょう。
同じく消炎効果のあるルテオリンを含む、菊の花のお茶と組み合わせるとさらに効果がアップしますよ。
見かねた友人が篠島へフグを食べに連れて行ってくれた。フグはポン酢で食べた。その日は何ともなかったが翌日から咳が止まった。あれは何だったのか。調べるとフグの栄養よりも酢の効能ではないかと思った。
ネットで調べると「お酢に期待できる健康効果は食後血糖値の上昇抑制、体脂肪・内臓脂肪の減少、血圧低下作用、疲労回復などであると言われており、積極的に取り入れたい食品の一つです。 いずれも効果を得るためには1日あたり15mL(大さじ1杯)程度を継続して摂取する必要があります。」の記事がヒットした。
更に「お酢には胃酸の分泌を促す作用があり、胃酸やお酢の成分そのものが胃や腸を刺激し、ぜん動運動を活発にすると言われております。 さらに、お酢には、腸内の善玉菌を増やすことで、便通の改善効果が期待できます。 便秘でお悩みの方は、一度、酢大豆をお試しください。 大豆に含まれる食物繊維の作用も加わり、効果が期待できます。」と言いこと尽くめ。
酢と咳を組み合わせて見ると
「冬の乾燥した空気は喉にとって大敵です。
この時期起こりやすい喉の痛みや空咳が続くといった症状を改善するために効果的な食ベ物や飲み物があります。
それらをどのように喉に良いのかも交えてご紹介し、逆に避けたほうがよいものについても解説してゆきます。
どんどん気温が下がってゆくこれからの季節、寒さだけではなく空気の乾燥も厳しいものがありますよね。
空気が乾燥した状態では人の皮膚や粘膜も潤いをなくしてゆくので肌がカサカサになり荒れてくるなど様々な影響が出ますし、なかでも喉の調子が悪くなってつらい……とお悩みの方、多いんじゃないでしょうか?
冬になると乾燥で喉が痛くなったり空咳が出てきたり。
とくに朝起きた直後によくあることだと思います。
喉の乾燥による症状は不快なだけでなく、乾燥している状態が続くと風邪などのウイルスや細菌に感染しやすくなってしまいます。
喉には口から取り込んだ外気がまず触れる器官として、ウイルスや細菌、ほこり、花粉など人体に悪影響をおよぼす可能性のあるものが体内へ入ってゆかないように防御する働きがあります。
喉の粘膜によってウイルスなどを捕らえて、体外へと追い出すのです。
しかし喉が乾燥して粘膜の潤いをなくした状態ではこの働きが正常に機能しなくなります。
結果、ウイルスや細菌による感染症にかかりやすくなってしまうのです。
感染した風邪などのウイルスによって喉の細胞が破壊されると炎症を起こして、さらに痛みや腫れが生じる原因にもなります。
東洋医学には「燥邪(そうじゃ)」という言葉があり、強い空気の乾燥とそれによって引き起こされる障害のことを指します。
燥邪は「六淫(りくいん)」のひとつとされており、外部から来る6つの主要な疾病の原因のうちに数えられています。
秋冬の乾燥にはそのくらい気を付け、きちんと呼吸器のケアをして過ごさなければならないということです。
空気の乾燥による喉のコンディションの悪化をおさえる手段は様々で、加湿器を使って空気を潤すということもできますし、薬をつかって炎症をおさえるという手もあります。
今回はそのうちのひとつとして、普段食べたり飲んだりしているものに気を配るという方法に注目してみたいと思います。
喉に良い食材、つらい喉の痛みや空咳が改善できる食材をご紹介していきましょう。
毎年寒くなると喉から風邪をひく、という方は必見です。
喉が乾燥して痛みや空咳が出る時におすすめの食材。
まずひとつはナシ(和梨。洋梨でも可)です。
ナシは非常に多くの水分を含んだ果物で、東洋医学では食べることで「肺」の乾燥を潤してくれる食材として有名です。
ちなみに東洋医学での「肺」とは、呼吸器全般や皮膚など呼吸に関わるあらゆる器官のことを指します。
ナシには水分だけでなくソルビトールという成分が多く含まれており、喉の炎症や咳を鎮めて痰を出やすくする効果があります。
とくに空咳に悩まされている方には定期的に食べることをおすすめしたい食材です。
ただその反面、ナシは体を冷やす性質がとても強く、ソルビトールは摂取しすぎると下痢を引き起こすことがあるので食べ過ぎにはくれぐれも注意しましょう。
胃腸が弱く、ナシはお腹を壊すのでちょっと……という方にはリンゴがおすすめです。
リンゴはナシに比べて胃腸への負担が軽く、ペクチンという成分が含まれており消化を助けて腸の働きを整える作用があると言われています。
下痢をしている時にも有効です。
リンゴもナシと同様、食べることによって喉などの呼吸器を潤してくれる食材です。
また、リンゴ酸やクエン酸などの有機酸が抗菌・消毒作用を持つため、喉の炎症にも効果的です。
風邪を引いた時にすりおろしたリンゴを食べた経験のある方は多いと思いますが、弱っている時に口当たりが良いというだけでなく、きちんとこういった効果があってのことなのです。
すりおろすことで喉が傷んでいる時にでも負担をおさえることができますし、皮ごとすりおろせば先ほどのペクチンなどの栄養素を効率よく摂取できます。
果物としては柿もおすすめです。
柿の色素にはβ-カロテンが含まれ、腸から吸収されることによってビタミンAに変わります。
ビタミンAは喉や鼻などの粘膜を健康に保つ作用があるので粘膜が弱っている時にはうってつけです。
また、柿の渋み成分として知られるタンニンには炎症をおさえる「消炎作用」や血管を縮める「収れん作用」があり、喉が炎症を起こして空咳が出ている時に効果的です。
ただし、柿にはナシと同じく体を冷やす性質があるので気を付けましょう。
干し柿にした状態ならば体を冷やさず食べられますよ。
喉に良い食べ物は他にも様々あります。
広く知られているものとしては蜂蜜が挙げられます。
粘度のある蜂蜜は喉をよく潤し保湿してくれるので、咳が出ている時によく効きます。
また、グルコン酸という有機酸が含まれており強い殺菌作用があります。
高い糖度による疲労回復効果もあるので、とくに風邪で弱っている時に摂ると良い食材です。
意外なところでは杏仁豆腐を食べるのも効果的です。
杏仁豆腐に使われているアンズの種にはアミグダリンという成分が含まれており、咳を鎮める効果があることから古来よりアンズの種は咳止め薬として重宝されてきました。
現在でもアンズの種を使った咳止め薬は漢方医薬として用いられています。
杏仁豆腐には牛乳も使われますが、牛乳には喉を潤す効果がありますので、アンズの種と合わせて摂ることができる杏仁豆腐は喉に良い食べ物と言えます。
多くののど飴にはミントが含まれていますが、これはミントに含まれるメントールに冷感作用や消炎作用があるためです。
喉が痛い時にハーブティーなどにして飲めば痛みがやわらいでスッキリしますよ。
甘いものが苦手な方にもおすすめです。
メントールはいわゆる「スースー」する成分で、これを活かすにはあまり熱くしすぎないようにしましょう。
同じく消炎効果のあるルテオリンを含む、菊の花のお茶と組み合わせるとさらに効果がアップしますよ。
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