俳句 ― 2009年03月01日
ゆうパックにて稿送る2月尽
山の裾広げし経ヶ峰笑う
ふるさとや変わらぬ矢頭の山笑う
三月や縁は遠くなりにけり
春めける墓地に線香あげにけり
読経の続く広間や春ストーブ
磯の香の青海苔かかるお味噌汁
ナバナ食う多少は苦き味したり
あっさりと煮てある粗は桜鯛
刺身食う間は子猫騒がしき
山鳩をじっと狙うや子猫の眼
暖かやショートステイの叔母見舞う
by koyaban [短歌&俳句] [コメント(0)|トラックバック(0)]
登山と自然を愛して四季の山歩きをしています。その見聞を綴りました。又、登山や自然に関した俳句、写真、書物、人などのことも折々書いていきます。
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「悪天候は人を死地に追い込むためにあるのではないということである。厳冬1月も寒冷さ、風雪の狂う高所では、人の生存を拒否しているようであるがそこへ登ろうとするものは、それがどのようなものかは、すでに分かっているはずである。また、それに立ち向かう自由と、さける自由は登山者自身に許されている」
「その五体を安全に守ってくれるのが、山の常識であり、山の技術である。知識だけではなく、ことにのぞんで反射的に行使されるまでに身についていなくてはならない。それは何も高度な技術を要求していない。要するに山での危険というものは、山にあるのではなくて登山者自身にのうちにある、ということを、はっきり知っておくことである。」
東海銀行山岳部「さすらい」2号(昭和38年)の寄稿から
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