東日本大地震への義援金 ― 2011年03月16日
午後、近くの郵便局から中日新聞社社会事業団へ義援金を送金した。金額は若干。ささやかなものであるが復興への気持ちである。
被災した福島原発の処理の現場で命懸けで戦っている東電社員、下請け企業の社員、その他関係者諸兄の奮闘を祈るばかりだ。
あと取引先の銀行での売上入金を記帳で確認した。こうしてカネが回ると言うことは有難い。いずれ何かに投資したり、消費したり、納税、保険支払いなどで消えていくのであるが・・・。入金がないとすべて支払いを滞らせることになる。
『昭和金融恐慌史』を再読した。何回読んでも理解がし難い。凡そのことは分かるのだが細目は分からない。それで何回も手にする。昭和2年の金融恐慌は大正12年の関東大震災に起因するというのだ。震災で企業が手形を落とせなくなり、そのままでは銀行が行き詰まるので日銀が引き受けることになった。震災手形と言われる。この後処理が困難だったといわれる。そこへ昭和4年のニューヨーク大恐慌が起きた。世界的な恐慌へと発展することになった。
本書は日銀の弥縫策と指摘する。銀行の前近代性も含める。何だ、今と同じじゃないか。
日本も不況に陥ることになる。アメリカの映画「アラバマ物語」(1962年)は1932年の恐慌下のアメリカ社会が背景である。日本の社会はどうだったのか。経済的には満州国へのインフラ投資(支配)を活発化して中国へ侵攻していった。当然欧米諸国と衝突する。日米開戦へとつながる。
現代の状況は世界主要国から支援の手が差し伸べられて平和のありがたみを感じる。不幸な中にも人間共通の善意を共有できる点が救われる。世界最高レベルの耐震構造の日本原発がこれだけやられたとなれば原発推進の再考は必至。原発を作る人も湯水のように使って豊富な電気を享受してきた我々も反省することになる。
被災した福島原発の処理の現場で命懸けで戦っている東電社員、下請け企業の社員、その他関係者諸兄の奮闘を祈るばかりだ。
あと取引先の銀行での売上入金を記帳で確認した。こうしてカネが回ると言うことは有難い。いずれ何かに投資したり、消費したり、納税、保険支払いなどで消えていくのであるが・・・。入金がないとすべて支払いを滞らせることになる。
『昭和金融恐慌史』を再読した。何回読んでも理解がし難い。凡そのことは分かるのだが細目は分からない。それで何回も手にする。昭和2年の金融恐慌は大正12年の関東大震災に起因するというのだ。震災で企業が手形を落とせなくなり、そのままでは銀行が行き詰まるので日銀が引き受けることになった。震災手形と言われる。この後処理が困難だったといわれる。そこへ昭和4年のニューヨーク大恐慌が起きた。世界的な恐慌へと発展することになった。
本書は日銀の弥縫策と指摘する。銀行の前近代性も含める。何だ、今と同じじゃないか。
日本も不況に陥ることになる。アメリカの映画「アラバマ物語」(1962年)は1932年の恐慌下のアメリカ社会が背景である。日本の社会はどうだったのか。経済的には満州国へのインフラ投資(支配)を活発化して中国へ侵攻していった。当然欧米諸国と衝突する。日米開戦へとつながる。
現代の状況は世界主要国から支援の手が差し伸べられて平和のありがたみを感じる。不幸な中にも人間共通の善意を共有できる点が救われる。世界最高レベルの耐震構造の日本原発がこれだけやられたとなれば原発推進の再考は必至。原発を作る人も湯水のように使って豊富な電気を享受してきた我々も反省することになる。
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