奥美濃・倉見山に登る2025年04月05日

 名古屋高速から名神高速一宮ICに入る積りが大渋滞でした。花見シーズンたけなわでどっとお出かけでしたか。名古屋高速の車線にまで溢れていたのでそのまま終点へ行きR22に降りた。R22から一宮木曽川ICからも入れずそのままR156、地方道からR157へ合流、ここはまだ渋滞にはならず。根尾川を左にみながら溝田に来ると真っ白な能郷白山が見えたので思わず写真撮影。うすずみ桜への入り口では誘導員が立ち、出口からは入れさせないように整理していた。6日は見ごろで大渋滞か。
 淡墨桜を過ぎるとガラガラで道の駅「うすずみ桜の里·ねお」に到着。うすずみ温泉は今も休業中。ホテルも休業と寂しい。それでもドライバーはどんどん来る。少し先で左折して上へ行きまた左折すると貯水タンクの施設のP(3台位)とベンチに着く。ここが登山口。
 本巣七名山ということで道標もある。本巣七名山は、本巣市観光協会が能郷白山開山1300年イベントのために選定した。
〇能郷白山
〇雷倉
〇大白木山
〇倉見
〇岩岳
大茂山
〇文殊山
というわけで残りは大茂山のみ残る。
 道標に導かれてネットをくぐり更に植林帯の用水路に沿って歩くと山頂への一本道の入り口に着く。ここからは急登に次ぐ急登を強いられた。溝状になった登山道は落葉で滑りやすく歩きにくい。しばしば脇に反れて登る。標高800m付近から思いがけない残雪が現れた。多分、この付近から尾根の東は植林帯、左は雑木林で且つ北西の季節風の影響で雪が多いのだろう。登山道を部分的に覆っている。ノーマルの登山靴でも踏み抜きはない。山頂手前の850mのコブからは東西とも全面的な雑木林の中の雪の上を歩いた。そんな中に開き始めたマンサクの花が咲いていた。
 やがて山頂へ。三角点は土の上に顔を出してるが80%は雪で覆われる。山頂の端に行くと樹間越しに北西に真っ白な能郷白山が見えた。雷倉は南西の方向に見える。これも大きな山容である。実は雷倉の手前のツルベ岳(1032.3m)の三角点を狙っていた。しかし、減量中で体調不十分なので一ランク落とした。この時期はまだ葉が茂らず樹間越しに何とか見えて良かった。ヤマヒルが出る前に登っておきたい、として登った。1000m未満ながらブナが残り、意外に良かった。残雪期なら岩岳と結んで歩ける。
 下山は転倒転落に注意しながらまっしぐらに下りた。帰路、根尾川谷汲温泉(700円)で一風呂浴びた。体重は72kg台で昨年の今頃から約7kgは減らした。5kgの米袋一つ分余計に背負っていたから昨年は散々だった。後5kg減れば良いペースで登れるようになる。