稲田秀樹『認知症の人の”困りごと”解決ブック』本人・家族・支援者の気持ちがラクになる90nヒント2023年11月11日

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 認知症の人は、生活していくなかでさまざまな困りごとや生きづらさを抱えています。その切実な思いは、言葉や行動となって表現されることがあります。
 本書では、言葉や行動の背景を探ることから、困りごとを解決するヒントを示しました。
 読むことによって、認知症の本人、家族、支援者の気持ちがラクになること間違いなし。
認知症ケアにかかわる全ての人必携!


◆丹野智文さん推薦(39歳で認知症と診断されて10年たっても元気に暮らす当事者)
「この本には本人が元気になる秘訣が詰まっています!」
◆繁田雅弘医師推薦(東京慈恵会医科大学精神医学講座教授で日本認知症ケア学会理事長)
「本書は、認知症ケアにかかわる多くの人にケアの手がかりを与えるものと思います。」


【90の困りごとより一部抜粋】
■ごく軽度の認知症の人の困りごと
思い出せない/大事なものが見つからない/外出先で帰り方がわからなくなった/目の前の人の名前が思い出せない/最近、料理がうまくできない
■軽度の認知症の人の困りごと
できないことが増えてきた/季節に合う服を選べない/時計の針の読み方に自信がもてない/ 冷蔵庫に傷んだ食材があふれていて言葉も出ない
■軽度から中度の認知症の人の困りごと
親切そうに見えるあの人が財布を盗ったかもしれない/デイサービスなどには何が何でも行かない/亡くなった母に手紙を書こうと思っている
■中度から重度の認知症の人の困りごと
物事の意味がわからなくなる/何もする気が起きず食欲もない/トイレに行きたいけれど、どこにあるの?
■重度の認知症の人の困りごと…歩き疲れて建物の目立たないところに身体を潜めている/自分は捨てられたのかと思うと涙があふれてくる/何も考えられない、どうしてよいかわからない


【著者プロフィール】
稲田秀樹(いなだひでき)
株式会社さくらコミュニティーケアサービス代表取締役
 1961年東京生まれ。認知症デイサービスの介護職員、生活相談員、管理者を経て、2011年に鎌倉市今泉台に認知症対応型デイサービス「ケアサロンさくら」を立ち上げ、2016年、認知症の人が地域貢献を行うデイサービス「ワーキングデイわかば」を立ち上げる。2011年「一般社団法人かまくら認知症ネットワーク」を設立し、代表理事を務める。2023年神奈川県内で認知症の啓発を展開する団体「神奈川オレンジネットワーク」を設立し、代表理事を務める。
 デイサービスでの業務のかたわら、2005年頃より神奈川県内の家族会に継続して出席し、認知症の方の家族の困りごとに耳を傾ける。また、デイサービスに通所する認知症当事者と共に啓発活動を展開するなど、当事者のわかる力、できる力に着目した支援を実践している。2023年度日本認知症ケア学会石﨑賞受賞。
・・・・来年はいよいよ75歳になるから認知症の罹病に近づくことになる。自覚的にはまだまだと思っているが他人から見てどうか、である。私が61歳になって世話をした女性は当時は74歳だったから同じ年齢になったわけだ。そして彼女たちはあれから13年の歳月を経たから87歳になる。
 先だってもコロナで俳句会を中断していたが再開を望む電話があった。他の1名はどうやら認知症の人もいるそうだ。どうやれば再開できるのか。文芸は前頭葉を刺激するがその力は回復するのだろうか。そういう観点で購入してみた。

事務所の整理整頓⑤2023年11月12日

 午前中は自宅で雑務処理。午後は事務所へ。事務を再開するには書類の整理から入る。袋に入れてあったメモを取り出して用済みは廃棄。未処理を抜き出した。雑紙も多いので2つにまとめて処分した。古新聞紙もまとめたら3つの束になった。こんなにも貯めてしまったのはコロナで動きのとれない事態が長引いたからだろう。暇はあるがやる気が起きなかったのだ。雑誌類はかなり片づいた。今後は背の高いマガジンラックを購入して雑誌の見える化を図る。
 次回はいよいよ事務書類の整理に掛かれる。
1 相続関係
2 建設業関係
3 離婚相談関係
4 法人化関係

 一段落したところで自宅に戻る。夕食には昨日買った蟹の弁当の2つ目を食う。何だか、昨夜の蟹の弁当と同じだった。包装紙ケースを見ると何と製造会社は同じだった。蟹の獲れた場所はちがうが、調理はどっちも大阪だった。どちらも1300円位だがそんな価格で大した蟹の身が食えるわけではないと知っているが2つも買うんじゃなかった。

潰瘍性大腸炎の食事について2023年11月13日

 書類整理の途中で昨年の9/20頃に患った潰瘍性大腸炎(診断は虚血性大腸炎)の注意書きが出てきた。
 控える食品でよく食べるものは
1 トースト

2 ポテトサラダ

3 鶏肉、焼き鳥、餃子、から揚げ

4 固い貝類、タコ、あわび

5 納豆

6 チーズ、ヨーグルト

7 もやし、玉ねぎ、生野菜、炒め物

8 揚げせんべい、はちみつ

9 うどん、冷や麦、スパゲッティ

・・・・これらの食品を控えろ、というとほとんど食うものが無くなってしまう。

 避ける食品中でよく食べるのは
1 カレー・・・・香辛料が腸内へ刺激するからだろう。

2 鶏皮・・・・よく食べるがなぜ腸内環境に悪いのか理解できない。

3 魚のフライ・・・・フライの硬い衣が軟らかい腸内を引っ掻くイメージがある。

4 納豆・・・消化が悪いからか、健康食品のイメージだが。

5 牛乳・・・・一部の学者は牛乳は体に悪いというメッセージを出している。

6 アイスクリーム・・・・やはり牛乳の脂肪分に原因があるからか。

7 固い野菜・・・牛蒡、海藻、きのこ・・・これがどうも理解しがたい。

8 ケーキ、ピーナッツ、ビール・・・ケーキは牛乳の脂肪分が原料だからだろう。

9 こんにゃく・・・・便秘の解消には欠かせない気がするが繊維質が悪さをするんだろうか。

10 レーズンパン・・・・固いブドウの殻が繊維質に思える。
などなど。

・・・これでは今年9月下旬にも再発してしまったわけだ。特に7は牛蒡のささがきなどの食物繊維はとれなくなる。繊維質そのものが潰瘍性で痛んだ腸内壁には悪いのであろう。

それでは食べても良いのは
1 オイレン酸の油・・・・オリーブオイルなどは良いものらしい。

2 ささみ、ひれ肉、レバー・・・・これまでは鶏のもも肉を好んで食べてきたがささみに切り替えることにする。

3 脂肪のある魚、脂肪の少ない魚、ほたて貝柱、はんぺん、鮮度の良い刺身・・・・これらは違和感がない。要は魚は何でも良い訳だ。

4 豆腐、みそ、豆乳、ひきわり納豆・・・これも違和感がない。続けて食べて行ける。

5 茶碗蒸し・・・・違和感なく食べて行く。

6 低脂肪牛乳、低脂肪ヨーグルト・・・・牛脂は腸内には良くないのでしょう。

7 青菜葉先、人参、ブロッコリー・・・・葉先とあるから白い茎は繊維質で良くないのだろう。

8 ゼリー、飴、羊羹、せんべい、オリゴ糖‥‥繊維質がないからだろう。

9 裏ごしの芋・・・・繊維質が砕かれて、網で繊維質を取り除くからだろう。先だっては大和芋を擂鉢で摺り下ろして食べて便秘を解消した。

10 餅、バターロール、蒸しパン、食パン、軟らかいフランスパン、米飯、粥、発芽米・・・・これらも繊維質がないからだろう。腸内に刺激を与えないようにおとなしく通過させるわけだ。

11 バナナ、りんご、桃・・・・同様の理由でしょう。
以上

東区のウォーキング2023年11月14日

 建中寺公園まではマイカーで行く。そこから徒歩で久屋大通りまで歩いた。代官町辺りは庶民の街らしく、路地の狭い町並みである。途中で喫茶店に寄った。未だに400円だった。西へ西へと歩きR19を横切る。街の景観は都会的な高層ビルが立ち並ぶ。そんな中に古い構えの喫茶店があった。コメダと書いてある。どこでも見るコメダではない。偶然に米田さんが経営しているんだろうか。
 次はR41を横切る。白壁町界隈を歩く。街は小ぎれいだ。昔は武士の住まいつまり武家屋敷があったのだろう。都心部に近づくとそこかしこに喫茶店や飲食店が増える。
 東桜に来て愛知県芸術館で山岳写真展を拝見した。その後は事務所へいく。帰宅も同じ道を歩いた。ヤマップを見ると片道2.2kmで31分かかった。毎日でも無理のないウォーキングの範囲になる。

絶不調の原因はシャワーかも知れない2023年11月15日

 最近の冷え込みで風呂が恋しい。前にも経験したが入浴の大切なことを感じる。8月の酷暑、9月の残暑で入浴よりもシャワーを浴び続けた。10月の残暑と冷えの繰り返しで体調は絶不調である。暑いと冷たい水や氷入りのものに手が伸びる。冷たいものは体内を冷やし体温も下がる。
 胃腸の体温が下がれば血行が悪くなる。これが虚血性大腸炎の原因と考えられる。気温は夜明けに向かってぐんぐん下がる。夜の小便も頻度が増える。これを男性特有の前立腺肥大と診断するのが医者である。ところが入浴で体を温めると就寝中のトイレは激減する。
 高齢になるということは体内の燃焼が悪くなり、体温が維持できないのである。加えて運動量の不足で体温が上がらないから代謝が悪くなる。生活習慣病の背景が見えてきた。

東区界隈の街歩き2023年11月16日

 地下鉄車道駅から歩いた。名古屋駅から千種駅までの片側4車線の桜通りのために明るい感じの大路である。駅を出るとすぐに愛知大学の車道キャンパスが高くそびえる。主力は名古屋駅前の新キャンパスに移転。今は法科大学院のみある。
 小川の交差点はR19と交差する。並木は背の低い欅が植えてある。交差点を越えるとヒトツバタゴの並木に変わる。ナンジャモンジャの別名の方が有名か。愛知県、岐阜県、対馬にしかないらしい。今年生誕220年という植物学者の伊藤圭介も関心を寄せたという。開花期は白い花がさく。
 高岳駅の手前で右折し喫茶店コメダに寄る。途中高岳院なる古刹があった。徳川家康の八男仙千代の菩提寺という。台高山脈に仙千代ケ峰があったが関係があるかな。コーヒータイム後は丸の内の事務所へ向かう。

パッキング2023年11月17日

 11/18から11/19の古道調査に備えてパッキングを見直す。食料の買い出しも済ませる。現地の天気予報では余り良くない様子。中央道の飯田付近は降雪があるらしい。
 しかし、4WDであるし、8人のフル乗車なので剛性のしっかりした夏タイヤで行くことにする。いざ凍結路になればタイヤチエーンで対応する。車内の余分な荷物も整理しておく。

青崩峠へ2023年11月18日

11/18 浜松市天竜区は快晴
 名古屋の自宅を6時30分頃出発。R153を走って東名三好ICから新東名経由で浜松北ICで出た。1820円。西鹿島駅へ8時50分頃着。102km。
 9時過ぎ東京のPT7名と合流。青崩峠を目指しR152を北上。青崩トンネルの工事が真っ最中です。
 峠直下まで車道はあるが足神神社でデポ。そこから徒歩40分で峠へ。石畳の遊歩道でした。峠では寒気のために降雪があり、初冬の気候と冬黄葉の残る自然林がマッチして美しい。東京組は峠から信州側へ下山、私は青崩れの地層が見える四阿で別れた。
 車に戻って赤石山脈の兵越えを越えてR152に下った。下った辺りから先は青崩トンネル(2023年5月に貫通)の工事の真っ最中でした。ダンプが行きかうので一般車は立入禁止でしたが恐る恐る入っていくと東京組に出合えた。そこでピックアップして宿のある和田へ向かった。途中でも番所跡を見学したりして有意義なことでした。
 宿はかぐら山荘。飲み代込みで10000円位。宿の風呂が壊れていたので平岡駅まで走って温泉に入湯できました。往復20km。

小川路峠へ2023年11月19日

 遠山谷も昨夜は凍て雲が山にまとわりついて寒かったが朝から快晴でした。6時50分に和田の宿を出発。7時30分に清水地区にある秋葉街道登山口を出発。野生のシカの頭蓋骨が落ちていた。人工林の中の道は不明瞭でしばしばRFで渋滞気味になる。それでも石の地蔵があるのでかつての街道には違いない。一旦皆伐してしまうとイバラ、タラなどが繁茂し、いわゆるヤブ道になる。植林すると日陰になって雑草は枯れてしまう。この間に人が歩かないと廃道になる。現在は森林は密植されており、間伐を待っている。道も廃道状態に近い。一旦は林道に上がって横切る。再び人工林の中を登るがやはり不明瞭である。最終的に林道に上がった。1062.8mの三等三角点上村の尾根の先に地蔵などが設置されている。昔は建物でもあった跡である。
 ここから本格的な秋葉街道になった。15番の観音から始まる。しばらくは人工林だが疎林になっただけ、見通しが良く明るくなった。遠くに白い山も見える。観音様の番号が増えることで着実に登っていく実感がある。雪も出てきた。29番を過ぎると山抜けの沢の渡渉が待っていた。かつては桟橋もあったが朽ちている。虎ロープも切れて巻いてあった。リーダーがロープを出して女性らを確保して渡渉した。三点支持の基本技術があれば怖くない。そこから地蔵がずらっと並んだところにきてすぐ先に茶屋址と熊の檻があった。地形図では急な尾根だが九十九折れで優しく登って行ける。
 12時45分にうっすらと雪のある小川路峠に到着した。昼食後、体が冷えない内に1人で13時30分に来た道を引き返す。途中、4回足に痙攣が走った。都度68を飲んで対応した。下山後約2時間の15時25分に林道に着く。太陽は隣の山にかかってすぐに日没しそうだ。帰路は樹林帯は薄暗いので林道を歩き通した。約1時間でクルマのおいてある入口に着いた。
 小川路峠は上久堅からは5回も往復しているが遠山谷側は初見でしたので満足できた。秋葉街道は南西面に付けられているので西日が当たり午後も明るい。林道に下りた地点で3時30分位でしたが日が伊那山脈に沈んだ。山の中は飯田市の日没4時40分よりも1時間以上早い。
 残照があるので4時半までマイカーまでは明るかくヘッデンは点けずに済んだ。
 マイカーで矢筈トンネルを通過、下氏乗から中宮でR256に合流、左折して富士山之神社(スマホのナビの目標)へ向かうと5時20分ちょうど東京組と合流できた。後は飯田駅へ送って別れた。飯田から園原まで地道。20kmほど。中央道園原ICから帰名。2000円。102km。
 名古屋から周回の距離は約380km位でした。山間ドライブは正味150km位。極端なタイトなカーブが多いので山よりもドライブに疲れた。3ヶ月のブランクがあったので足腰が久々に痛んだ。
※すでに完成している矢筈トンネルと青崩トンネルが高規格の道路に生まれ変わると鳳来峡ICにつながる。観光客も増えて秘境のイメージも無くなるかも知れません。

会計帳簿の整理2023年11月20日

 8月末でストップしている会計帳簿の入力作業から開始。8月の暑熱で体がばてて、9月は開店休業状態になってしまった。月末に再び昨年と同じ体の不調に悩まされた。10月で少しは涼しくなったものの周囲の騒音で仕事にならないことが続いた。
 10月下旬までに机上の書類の整理整頓を開始した。その為にニトリ、コーナンに走って軽量の什器を揃えた。これまではコクヨの金属製什器を想定していたから整理が進まなかった。自分で持ち運ぶ程度の重量の整理棚を現地で見ては購入して事務所に設置してまた考えながら整理していった。
 法人化、古道調査、離婚相談などのマルチタスクで肝心の相続の仕事が遅れがちになっている。一刻も早く処理して行きたい。一対一の仕事ではなく多数の利害関係者が絡むので簡単には行かない。悩ましい仕事ではある。
 会計帳簿は夜10時までに何とか入力し終わった。これで過去のおカネの動きで活動報告書を書く準備が整った。