例えればゆずり葉のごと相続す 拙作2023年06月29日

 未明に大雨と落雷にびっくりした。明けて見るとからりと梅雨晴れになった。しかし大気の不安定に変わりはないとの気象情報です。梅雨末期の大暴れが始まったのでしょうか。
 昨夜は栄で山岳会で活躍していたSさん(享年73歳)の3回忌が催行された。2020年6月28日に肺がんで死去。有志が呼びかけて集まったのは23名と聞いた。リビエールは小宴会にはぴったりサイズだった。主に山岳会の運営に手腕を発揮した。息子さんのRさんも懐かしい遺品を携えて陳列した。主宰者側のあいさつ、息子さんのあいさつ、東京から来名した友人のあいさつがあり、黙祷、献杯した。その後は飲食を楽しみながら故人を偲んだ。
 掲題の句は故人の父が税理士でSさんも税理士になり父の事務所を継承した。まだ元気だったころ、家の息子が公認会計士に合格したと喜んでいたことを思い出す。名刺交換の際に息子さんにそんな思い出をお話した。そして今は祖父、父の後を息子さんが継承している。
 まるで子の成長を見届けてから落葉するユズリハの様だと思った。その一句である。但しユズリハは縁起もので新年の季語になっている。しかし実際のユズリハは春に新葉が出てから古い葉が落ちる。

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