鈴鹿・御池岳西側の沢歩き2010年07月19日

 7/18、梅雨明けを確認。但し鞍掛峠経由では多賀町佐目で通行止めの情報で新名神経由に変更。18時W君宅へ寄る。ピアゴで食料とビールを買い込む。高速で新名神を走り土山SAで待ち合わせる。
 F君のマイカーはSAにデポ。1台に集約して御池林道まで走った。随分昔走ったがもう地理勘はないに等しい。とある空地でテントビバークとミニ宴会をした。久々に秋刀魚の炭火焼に舌鼓を打つ。7/19午前二時に就寝。
 朝8時に出発。小又林道から小又谷に入る。しばらくは林道を徒歩で登る。ノタノ坂・茨川の道標を見送って進むと林道も終点になる。新しい堰堤工事現場から入渓した。源流は1049mの土倉岳である。しばらくは平凡であるが急傾斜になると滝が現れ始めた。地学的には褶曲山脈の証拠のような板状節理の谷相であった。沢シューズのフリクションもよく効いて快適な登攀を楽しむ。上部の5mくらいの滝を左を巻いた。足場はありそうに見えてきわどい登攀であった。トップにザイルを出してもらって後続を確保してもらった。
 最上部では二股になるがすべて左に振ってから尾根の落差を見極めてゴロ谷へ乗り越した。自然林だけの素晴らしい落葉樹林の森である。木陰の合間からは白い崖のボタンブチが見えた。
 ゴロ谷の水の最初の一滴を見たいと谷を探索した。山の湧き水の源泉を発見した。御池岳は石灰岩というが普通では水のない谷が多い。ここでは豊富である。ちょろちょろの沢水も下部では沢らしくなった。核心部では18mの直瀑に遭遇して今年初めての懸垂下降を試した。ザイルがうまく流れず下降はスムーズではなかった。地質的には石灰岩ではないようだ。
 2回目は5mほどの滝。余裕でクリアした。小さな滝は続いたがもうザイルを出すほどではなかった。下流部は氾濫した河原が本流まで続いた。途中で休憩中に腹部で山ビルにやられていたことに気づいた。忌忌しいがこの時期のこの山域は覚悟の上である。無事自転車のデポを取り出し車を回収した。土山SAへは渋滞が必至なのでR1からSAに入った。F君は一旦高速を出てR1で再び合流した。
 渋滞の高速をパスしてR23で帰った。

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