「東海山岳」11号編集会議2012年05月30日

 5/29、18:30に出版社へ行って、50年史に配置する写真のレイアウトを指示した。一部誤記も見つかった。何度も読み直してきたが、時間をおくとまた粗が見える。写真は設立前夜の雰囲気を伝える重要な記録であった。現在の尾上昇会長を遡っても、5名くらいまでである。全部の顔まで分からない。まして、「エベレストは気高い心を持つ者だけが登る資格がある」と言った松方三郎は今回始めて顔を知った。気品のある顔である。
 WIKIによると、松方三郎は父は明治の元勲で第4代、第6代内閣総理大臣の松方正義という名門だった。共同通信に関与するジャーナリストであり、戦前は、満州、上海、北京でも活躍された。共同通信の関係から里見甫とも接点はあったかに思う。マルクス、エンゲルスの著作もあり、マルキストだったのか?そんな人物が設立に関し、来名されたのである。系図をみると薩摩藩の島津久光にもつながっている。華麗なる一族だったことは間違いないようだ。

丸善名古屋栄店、6/3で閉店へ2012年05月31日

名古屋市栄の中心地にある丸善名古屋栄店の営業も、現店舗では、6月3日限りとなった。なくなるわけではないが、およそ20歳代から親しんで通った店だけに一抹の寂しさがある。建物も人間もいつまでもあるわけじゃない。いつかは消える。脳裏の中にまた一つなじみが刻まれる。