奥美濃・タンポに登る2015年05月17日

 目的地は日永岳。会員5名で朝7時、金山駅前ダイエー前を出発。東海・北陸道経由、美濃JCTを経て関広見ICで下りた。R418を谷合に向かった。既に鮎釣りシーズンになって武儀川に釣師が見られた。R418の別名山ぼうし街道の名前の通り、山ぼうしが咲いている。
 谷合から神崎川上流に向かった。伊住戸で道路工事で通行止めになっていた。1週間は通過できないというので、Uターンして別の山に転戦することになった。まずは帰り道にある舟伏山はどうか、大白木山はどうか、蕪山はどうか、魚金山は、1等のタンポはどうか、と続けざまに提案。タンポ以外は皆既登の山ばかりだった。地図もなくて登れるのか、と半信半疑で食い付きが悪いが最後のタンポに決定した。誰も登っていないことが決定打になった。
 R418に戻ると根尾に向かう。根尾川を渡る開運橋の上から、北にまだ残雪のある能郷白山を見た。根尾から水鳥谷林道に入った。道路状態は良い。上部で落石が多くバーストを心配しながらソロソロ走った。のりこし峠に着いたのは10時前。10時10分出発。1年で一番美しい5月のみどりの山に登った。さわやかな緑の風が絶えず吹き抜けてゆく。
 西台山までは一昨年、道迷いで会員がビバークし、救助に行って登ったばかりなので良く覚えているが、タンポへはもう記憶に無い。緑なす落葉広葉樹林の下は踏み跡程度だが歩きやすい。要所に赤い布を巻きながら進んだ。西台山から先では4箇所のコブを通過した。結構アップダウンがある。最後の1040mのピークが頂上と思ったが見事に騙された。それに手前から若干笹藪が混じりだした。藪を突破して登頂と勢い込んだが偽タンポだった。左に一段高いピークが見えた。しかし、もうすぐだ、と気を取り直して登ると1等三角点の鎮座するタンポ1066mに立った。12時10分だった。丁度2時間だった。峠とは比高300mに過ぎないが距離があった。
 以前は何も無くて、北アルプスの剱岳も見えたが今日は天気が良すぎて遠くは見えない。木に登ると能郷白山が見えた。山頂からも白山らしい山がぼんやり見えていた。一方で、北東に形の良いのはと同定すると舟伏山だった。ボリュームがあって独立峰のように見える。山岳同定、昼食をを楽しみ往路を下山した。帰路は赤い布を回収しながらでも1時間40分で下れた。快調だった。
 下山後は谷汲温泉に入湯。金山駅で解散した。
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晩秋の奥美濃・西台山を歩く
http://koyaban.asablo.jp/blog/2013/11/02/7034728

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