奥美濃・今淵ヶ岳を歩く2012年05月16日

 沢始めのつもりで前夜発で行ったが、沢シュースを忘れたために尾根歩きになってしまった。
 美濃市の登山口の滝神社から出発する。滝を見学しておいてから社に向かう。車はここに置く。少し、戻って板山林道を15分ほど登ると送電鉄塔の保守路の入り口がある。林道を離れて、杉の林内の山道を登る。路傍にはヒトリシズカ、フタリシズカの花が咲きはじめた。再び、鉄塔保守路の案内板があり、右折する。一旦登って下ると小沢をまたいで、山腹を巻きながら、隣の尾根へと導かれる。
 送電鉄塔が建っている。そこから下を見ると桐の花が咲き、朴の花が咲いているのが見える。周囲は若々しい緑に満ちている。鉄塔から再び林内の歩道を歩く。傾斜が大変急になってきた。樅の大木のところで小休止。更に上を目指す。標高1000m付近になると小笹が一杯生えて、美しい。そして、逆光で見るシロモジの若葉が大変に美しい。
 いくらもなく、山頂に着いた。三角点が鎮座する静かな山頂だった。南の尾根伝いに笹の小道が続いていく。矢坪ヶ岳へ1時間10分の時間が懸かるという案内板もかかる。
 登頂に要した時間は2時間余りだった。かつては片知溪谷側からヤブを漕いで登った記憶があるが、もう昔のことで詳細は覚えがない。こんな良い雰囲気ではなかったと思う。急なことをのぞけばよく歩かれていているようだ。
 約1時間ほどで下山した。途中に女性の登山者と出会った。こんな平日でも登山に来る人がいるんだなあ。

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