能郷白山開山祭2025年05月17日

 名古屋市を朝5時に出発。8時からの能郷白山開山祭に行くためだ。R418から尾並坂峠経由で根尾谷入りした。4月29日に歩いたヤマボウシ街道を走るとやっぱり長かった。
 樽見駅には7時過ぎ到着。大垣行が出発していった。緑の海に埋まる山の駅は良いものです。竜鉄也の『山の駅』をオーディオに流した。
会場のうすずみ公園に行くが未だ誰もいない。その内スタッフがどんどん上がって来て準備が始まった。降雨率90%だったので登山は中止、開山祭の式のみは実施されて良かった。
 岐阜県岳連の理事長さんや全体を取り仕切っていたS氏とも名刺交換できて知遇を得た。こういう交流が楽しい。雨なので山やさんは来ていない。
終わった後は教えてもらった猪垣の見学だったが大雨でヒルが手ぐすね引いて待っていると警戒して中止。結果揖斐川町へ転戦した。池田山の山麓だった。江戸時代に猪の害から作物を守るためだ。今は金属のフェンスになった。今も昔も自然との戦いは続く。知多半島出身の女流作家・澤田ふじ子の小説『けもの谷』は武士らが猪垣を建設する話。知っている地名を追いながら読んだ。