仮受付 ― 2025年08月08日

 顧問先の7/15に仮受付してもらった事業年度終了届の審査が8/5に済んだ。事業報告書の添付漏れが指摘されたのでプリントアウト2枚を持参して副本を交付してもらった。これで顧問先へ届けられる。請求書も渡せる。

病床にエベレスト記読む立秋忌 ― 2025年08月08日

 8/8は普羅忌または立秋忌。前田普羅は明治(1984)年生まれ。少年期から自らを山恋の病というほどで志賀重昂『日本風景論』を愛読して登山を覚えた。
 早稲田の同窓でもあった飯田蛇笏から山梨県の山を詠んだ山岳俳句「甲斐の山々」5句が高評価された。40歳前後の関東大震災後は富山に移り住んだ。戦中は空襲に追われて命からがら生き延びた。
 昭和4年、報知新聞社の記者を退職して、金沢で創刊された「辛夷」の初代主宰を引き受けて俳句指導に乗り出す。昭和5年に『普羅句集』刊行後、地域別の句集『春寒浅間山』(昭和18年)、『飛騨紬』(昭和22年)、『能登蒼し』(昭和25年)を発刊。
 晩年はいなべ市に住居を移す案が弟子らで画策されたが戦後のインフレで敵わず立ち消えになった。東京に転居。病床にあってもエベレスト登山記を弟子に取り寄せてもらって読むなど山岳への憧れは衰えることがなかった。享年70歳。
 昭和29年8月8日死去。

 以来普羅忌が詠まれるようになった。ネットからのコピペ
雀きて滴おとせり立秋忌/井上雪

ひと雨のまた笹に鳴る立秋忌/井上雪

人参木咲いて普羅忌へ孫弟子ら/中西舗土

走り咲く萩に普羅の忌来りけり/飯原雲海

鯉こくの食ひたき日なり普羅忌なり/石田波郷
・・・秋桜子の師系の石田波郷は普羅句の韻律を重んじた。

楢櫟霧呼んで普羅の忌なりけり  石田波郷