アセビの花咲く大野山2025年03月23日

 名古屋市の空はどんより霞んでいる。現地ではどんな空だろうか、と思いながら昼前に出発。12時30分、R153を走って地方道を抜けてまたR153へ。豊田市足助町の喫茶店でカレー&コーヒーを食べる。
 足助町の空はやや青空も見える。気温が低いから水蒸気も少ない。今日は山頂に立ちたい、と設楽町へ向かった。R153を伊勢神トンネルを抜けて小田木から段戸山牧場を経由する広域農道へ右折。標高千メートルの高原地帯を走り抜けると設楽町湯谷に下る。
 湯谷からR257を南下、大桑で旧津具村に抜ける広域農道に左折。右手にため池を見るとすぐに大野山の登山口の案内板が立っている。未舗装の林道へ右折、すぐに桧の倒木が見える。枯木ではなく、太さ5センチ以上はある生木なので撤去できず引き返す。林道の入り口付近に3台は置けるPに停める。
 ここから林道をてくてく歩き始める。10分ほどで二岐になりGPSをチエック。記録では登山口は少し手前なので引き返して見た。文字が消えた看板が指導標だろう。巡視路の案内板で整備された鉄塔巡視路に導かれるのでこれか、と踏み入る。しばらくでジグザグしながら急登すると鉄塔の位置に登った。2/15以来なので心臓がバクバクする。それでも比高100mだからすぐに登頂だ。
 南東の方向にドーム型の大鈴山が素敵な形で見える。少し離れて知生山(設楽富士)らしいのが見える。
 こんな安気な登山でも地形図に山名が印刷された山である。一座は一座である。達成感はある。高齢者、病後、予後の登山に向いている。西からけっこう強い風が吹きつけるので鉄塔の風下に座ってお茶を飲む。坐って目線が低くなって目に飛び込んできた白い花。今年初めて見るアセビの花だ。ようやく春の山の実感がしてきた。
 下りは南東へ巡視路が下っている。芽吹き前の雑木林の中を下るとあっという間に林道に降り立つ。北へ行くと広域農道につながっている。右回りに下ると登りに取った登山口に行く。すぐに三差路に着く。延坂峠から来る林道の入り口に鍬塚城址なる案内板が立っている。今日はカット。しかしうっかり延坂峠への林道を行き過ぎて戻った。地形図を見直すと大野山を半円形に歩く形だった。春の陽気のせいで注意力が散漫になったのだろう。

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