原稿を書く ― 2024年10月05日
結社誌の原稿を書いた。今回は相続がテーマだった。相続の俳句といえば小林一茶が有名である。人間の欲の絡んだテーマで俳句にふさわしくないようにも思うが昨近は「人間を詠め」が指導方針となっている。赤裸々な人間像を描くことで文学足りえんとする。すると虚子らが唱えた花鳥諷詠は文学じゃないのか、との議論もある。今日的にはどの俳論も色あせてきている。駄句の山が築かれている。作家次第であって指導者次第ではないということだ。
by koyaban [短歌&俳句] [一句鑑賞] [コメント(0)|トラックバック(0)]
登山と自然を愛して四季の山歩きをしています。その見聞を綴りました。又、登山や自然に関した俳句、写真、書物、人などのことも折々書いていきます。
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「悪天候は人を死地に追い込むためにあるのではないということである。厳冬1月も寒冷さ、風雪の狂う高所では、人の生存を拒否しているようであるがそこへ登ろうとするものは、それがどのようなものかは、すでに分かっているはずである。また、それに立ち向かう自由と、さける自由は登山者自身に許されている」
「その五体を安全に守ってくれるのが、山の常識であり、山の技術である。知識だけではなく、ことにのぞんで反射的に行使されるまでに身についていなくてはならない。それは何も高度な技術を要求していない。要するに山での危険というものは、山にあるのではなくて登山者自身にのうちにある、ということを、はっきり知っておくことである。」
東海銀行山岳部「さすらい」2号(昭和38年)の寄稿から
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