会えばまず喉を潤すビールかな 拙作2022年07月12日

 久々に先輩と一杯やった。居酒屋も久々である。話題は参院選よりも、山よりも安倍元総理の暗殺事件の話になった。不意を突かれたような事件である。そのお陰か、自民が圧勝した。もう公明との連立内閣は不要との話も出ている。できればそうするがよい。そして改憲を急いで欲しい。日本が自力で軍備できれば敵国もちょっかいは出してこない。結果的に平和が保てる。
 話題は遭難に移った。なぜ屈強な登山家までも遭難死するのか。つまるとことは運ではないか。燕山荘創業者の赤沼千尋の本には山岳遭難はことごとく運であるという。
 もう一つは人間的な甘さ、油断から来る相手を舐めた態度である。ヤマトタケルも伊吹山の魔物退治に行く。ミヤズヒメから武器を渡されるがいらないと断る。伊吹山でイノシシに遭うが馬鹿にする言葉を口にしたら怒りを買った。ヤマトタケルは敗走、亀山で死亡する。武器を持って居れば、と思う。
 同じく登山家も豊富な経験と知識が邪魔をして手を抜く。何でもない場所で遭難するのはその証拠と言える。加藤文太郎も単独行なら慎重に行動し無難に下山できたが同行者があるとつい安心感から油断したのだろう。