小屋番の山日記

　12時50分からの高齢者講習に出席した。予め予約したおいた野並の自動車学校へ行く。出席者は8名。受講料7500円を支払う。講師2名が2班に分けて、実車の運転のチエックを行った。特に段差の乗り上げのタイミングですぐにブレーキをかけるところが重視されたらしい。高齢者になると、というより普段はあまり運転する機会が少ない人のためにエマージェンシーの場面をわざと設定したのではないか。
　クランクの通過と10㎝の段差を越えるために少しアクセルを吹かす。平坦面に乗ると同時にアクセル開度を抑えてすぐにブレーキングの動作は乗り慣れない高齢者には難題だろう。
　稀に事故があるのはブレーキを間違えて慌ててアクセルを踏んで加速させる点。教習所では隣の講師がブレーキを踏むシステムだから事故にはならない。
　わずかだが重大な事故を起こす高齢者のために普通の高齢者にも課題を課す。交通法規は今後ますます複雑化して行くんだろう。