小屋番の山日記

　午後5時頃か、スマホを見ると先だって査定後のオークションに出品。申し込み書に掲げた指値を上回る金額で落札された。これまでのライバル各社の査定額を上回る。ある業者はその価格では落ちないと言っていたがなぜ落札されたのだろう。自分にも分からない。
　ディーゼルターボ、4WDは他車にも多いので違いは、多分、貨物車のバンでありながら8人乗りの座席があることが付加価値に見られたと思う。
　実際に昨年秋は8人乗車して南信州の古道調査の足として活躍した。一昨年の冬は群馬県のスキー宿へ行く際、2輪駆動のハイエースがスタックしたので宿まで牽引した。またある時は6人分のスキー板、ザック、冬用登山靴などをどっさり積み込んでも悪路、雪道をものともせずに走ってくれる。やっぱりキャラバンは頼りになる車である。
　そういう価値を見いだして競り落としてくれたなら嬉しい限りである。円安の今はおそらく外国のバイヤーへ輸出されるんだろう。あちらでも活躍して欲しい。