ビタミンB1と無気力2022年07月14日

ビタミンB1が不足するとどうなる?原因や症状について解説します!
https://www.mcsg.co.jp/kentatsu/health-care/13769

ビタミンB1の働き
ビタミンB1の働きは主に2つあります。

糖質に含まれるブドウ糖をエネルギーに変換する
脳の中枢神経・手足の末梢機能を正常に保つ
ビタミンB1が多く含まれている食べ物
ビタミンB1を含む食べ物は以下の通りです。

穀物(米・小麦等)の胚芽(未精製) オートミール 豚肉・赤身肉
カツオ にんにく 大豆
ビタミンB1には疲労回復の効果があります。
日々の生活で疲れが取れないと感じている人に摂取してほしい栄養素です。
ビタミンB1は糖質をエネルギーに変える役割を持ちます。
そのため、ビタミンB1不足の場合、エネルギーを作ることができなくなります。

また、ビタミンB1が不足すると以下のような症状が出ます。

イライラする
集中力の低下
食欲不振
疲労感やだるさ
慢性的なビタミンB1不足は、脳の中枢神経・手足の末梢神経に障害を引き起こすことがあります。

脳の中枢神経に障害が起きた場合
ビタミンB1不足により脳の中枢神経に障害が起きた場合、ウェルニッケ脳症になる可能性があります。
妊娠初期のつわりの時期に発症する妊婦の方もいます。

ウェルニッケ脳症では、眼球の麻痺や意識障害が起こり、進行すると昏睡状態になる場合もあります。

ウェルニッケ脳症が重症化すると起こる可能性がある精神病
コルサコフ症はアルコール摂取量が多い人に起こりやすい症状です。
記憶障害や物忘れなど、記憶に関する症状が出ます。

手足の末梢神経に障害が起きた場合
手足の末梢神経に障害が起きた場合、脚気(ビタミンB1欠乏症)が起こる可能性があります。

脚気の初期症状として食欲不振・疲労感などがあります。
また、進行すると手足のしびれやむくみ等の症状も出ます。

さらに、重症化すると心不全で命を落とす可能性もあります。

膝の下を叩くと自然に足が跳ねる「膝蓋腱反射(しつがいけんはんしゃ)」が起こるかで発症の有無を確認することが多いです。
ビタミンB1を摂取する方法として、

医師による指示のもとでのビタミンB1の点滴
ビタミンB1を含む食材を意識してメニューに取り込む
サプリメントで補給する
などがあります。

ビタミンB1では過剰摂取になることはありません。
ビタミンB1は以下のように体内で処理されます。

体内に取り込まれたビタミンB1は、肝臓に蓄積
肝臓に貯められる量が上限までいくと、血液中のビタミンB1の濃度が上がる
血液中の上限も達すると過剰分は尿内に排出される
体内で上記のように処理されるため過剰摂取は起こりません。

しかし、サプリメントでの過剰摂取は、頭痛や皮膚のかゆみなどの症状が現れる可能性があるので、1日の規定摂取量を守ることが大切です。
ビタミンB1不足する原因にはどのようなものがあるのでしょうか?
ビタミンB1が不足する原因と対処法をご紹介します。

ビタミンB1が不足する原因
ビタミンB1が不足する原因は主に4つあります。

水溶性のため、汗・尿から毎日排出される
糖質の多い食事の影響で通常以上にビタミンB1が使われる
たばこや酒の過剰摂取
調理中に流出してしまう
人間の体はビタミンを自力で作り出すことができません。
したがって、ビタミンB1は食べ物によって補う必要があります。

普段の生活をしているだけで、ビタミンB1は体内で使われます。
また、体外に汗・尿として排出されます。

昔の日本人の主食は精白米ではなく玄米が主流だったため、ビタミンB1は意識せずとも毎日摂取できていました。
しかし、現代ではビタミンB1を豊富に含む米ぬかの部分がほとんど取り除かれた精白米が主流です。

お菓子・ジュースなどの清涼飲料水等の過剰摂取で、ビタミンB1不足になることも指摘されています。

ビタミンB1不足の改善方法
ビタミンB1不足の改善方法として、

無理なく続ける方法
調理方法を変える
ことをご紹介します。

無理なく続ける方法
ビタミンB1不足を改善する方法は以下の通りです。

糖質の多い食事を1日に1食はやめてみる
糖質が多い食事をしたら、意識してビタミンB1を含む食材を口にする
無理せず食べる方法を変えることから始めるのが大切です。

調理方法を変える
ビタミンB1は水に溶けやすく熱にも弱いという特徴を持ちます。
そのため、調理の過程で30~50%が失われるともいわれています。

調理方法を変え、効率よく摂取することが大切です。
ビタミンB1を効率よく摂取する方法は以下の通りです。

米を研ぐ時は研ぐ回数を控えめにする
小麦粉で作られたパンではなく全粒粉のパンを選ぶ
ふりかけなどで種子類(ごま等)に含まれるビタミンB1を少量でも毎日摂取
にんにく・にら・玉ねぎを有効活用する
「アリシン」という物質はにんにくの特有のにおいのもとです。
「アリシン」はにんにくの中にあるビタミンB1と結合して「アリチアミン」という物質になります。

アリチアミンは、ゆっくりビタミンB1とアリシンに分解されるため、通常であれば体外に排泄されるはずだったビタミンB1を血液中に留めることができます。
また、アリチアミンは熱に強いため、調理をしても失われにくいという特徴もあります。

にんにくだけでなく、にらや玉ねぎにもビタミンB1があるため、食事メニューに取り込むとより多くの効果が望めます。

ビタミンB1不足になりやすい人は?
今回はビタミンB1の不足についてご紹介しました。
ビタミンB1の不足についての要点は以下の通りです。

ビタミンB1が不足すると、イライラ・集中力低下・手足のしびれ等の症状が現れる
ビタミンB1不足に陥りやすいのは主に、エネルギーを多く使うスポーツ選手や食事の偏りがある人
以上

 この間から無気力で中々集中しがたい状況だった。しかし、山の帰りに余りに疲れたのでうな丼を食べたら気力を取り戻せた。ウナギに多いB1のせいだろうか。今日は食後にアリナミンAのフルスルチアミンを1錠飲んだら雑用がすすっと片付いた。この現象は以前からうすうす分かっているのでアリナミンAを常備しているわけだ。この成分はニンニクに多い。夏はこういうものを食べたい。
 逆に、5月ごろから水出しの麦茶を常備して氷割で飲んできた。気がついたことは余りにも排尿の回数が多くなることだ。特に気温が下がる夜間は頻尿であった。老化でただでさえ頻尿気味なのにお茶で促していた。
 そしてこのビタミンと関連付けるとビタミンは水溶性なのですぐ尿になって排出される。水を飲むことが多い夏はとくにビタミンAが必須である。
 そこで水出しのお茶を飲むのは止めた。ただの水にしたら排尿の回数が減った。効果はあるものだ。お茶は利尿剤でもあったのだ。排尿回数が多ければ大量のビタミンが流れてしまう。結果として無気力になってしまう。
 夏は1年で一番栄養管理が大切な時期だ。今日で7分付のコメが無くなり、白米になるから麦などを入れて炊飯するか。ビタバーレなども入れると良いかも知れません。