何がうそ何がほんとの露まろぶ 久保田万太郎2021年04月15日

・・・・中日新聞の夕刊トップに「リコール不正引責市議辞職へ」との大見出しで報じられたのは、日本維新の会に所属していた。今回の辞職は逮捕が間近に迫って来たのだろうと思われる。

ヤフーの動画は
リコール不正署名、事務局幹部が市議の辞職願 警察が任意で事情聴取
https://news.yahoo.co.jp/articles/c72bae8b8acb3bd5531fc486fb7b06c408adc388


山田氏の経歴は以下に掲載

山田豪(常滑市議)の経歴や学歴をwiki調査!大村秀章知事リコール運動幹部
https://www.koregasiritai.com/yamadagou-tokoname/
山田豪さんは2019年の統一地方選挙で当選し常滑市議に任命。

日本維新の会に所属し大村秀章知事リコール運動では幹部も務めていた山田豪(常滑市議)さんの気になるプロフィールをまとめています。

山田豪(常滑市議)wikiプロフィール
名前:山田豪

所属:日本維新の会

職歴:特定非営利活動法人ルーキーズ 代表理事、学校法人ダイケン学園、愛知県立緑丘商業高等学校の硬式野球部監督

出身高校:愛知県立瀬戸窯業高等学校

出身地:愛知県瀬戸市(愛知県 常滑市在住)

生年月日:1968年09月21日

年齢:52歳

山田豪・常滑市議は愛知県立緑丘商業高等学校の他にも下記のチームで野球部監督を務めています。

2019年の市議会議員選挙に当選すると、愛知維新の会では幹事長代理を務めています。

山田豪(常滑市議)は大村秀章知事リコール運動幹部
愛知県の大村秀章知事のリコール運動を巡る署名の偽造疑惑で、リコール運動事務局の幹部を務めた常滑市議が、警察から任意で事情聴取を受けていたことを認めました。

愛知県選挙管理委員会は、提出された署名の83.2%を無効と判断し、複数の人物が他人の名前を書いた偽造の疑いがあるなどとして、容疑者不詳で刑事告発し、愛知県警が地方自治法違反の疑いで捜査しています。
リコール運動事務局の幹部で、愛知県常滑市の市議会議員の山田豪(たけし)市議が2日、報道陣に対して、先月27日に警察から任意で事情聴取を受けていたことを認めました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/c39cb8709c452f7623524676d624ba72791015a8

山田豪・常滑市議は報道を受けて「皆様にご迷惑おかけしていることはお詫び申し上げます」とコメント。

一貫して疑惑への関与を否定し警察の事情聴取の内容についても「一切お話できない」と答えています。

「警察案件になっていまして、警察にしっかりと協力していますので、一切しゃべることを控えさせていただきます。そういう立場です」
「佐賀に行ったとか行ってないとか、今はそれも含めてお話ができないという状況ですので、よろしくお願いします」
「今の段階でお話ししませんが、時が来たら、しっかりお話しします」
以上

時計屋の時計春の夜どれがほんと 久保田万太郎2021年04月06日

ブログ「透水の 『俳句ワールド』」から
https://blog.goo.ne.jp/new-haiku-jin/e/dc556048cedc0e80e402226b457a5fb1

 万太郎は明治二十二年東京浅草句田原町生まれ。小説家・劇作家・俳人である。
 掲句は昭和十三年「いとう句会」での句である。この句会の席で、いろんな面白い話をする人がいて、聞いていた人が眉毛にツバをつけるマネをし、話しの内容は眉唾物で真偽が疑わしいということをジェスチャーで現わし、批判したしたそうだ。
 その場に同席していた万太郎は即座に句を作った。「その話、どこまでがほんとなの!?」と揶揄的に発言するのでなく、時計を持ってきて「春の夜どれがほんと」としたのが、万太郎の天才・鬼才たる所以だ。実はこの虚と実の世界は他人事でなく万太郎自身の体質に組み込まれていたのである。父母との関係は多く語られていないが、あまりうまくいっていたとは考え難いのだ。それを暗示するかのように、〈親と子の宿世かなしき蚊遣かな〉が残っている。
 大正八年、京と結婚するが、関東大震災で家を焼け出され、両親弟妹と別れ、日暮里に家を持った。句はその頃詠まれたが、宿世は両親との関係である。作家、戯曲家として認められ、活躍しだした万太郎であったが、金銭的には無頓着でルーズさがあった。また妻がいながら複数の女性と平気で付き合い関係を持った。しかし欲望は満たされないどころか、虚しく哀しい境地に陥る。女性への愛はどこまでが真剣で本当だったのか、万太郎自身わからないのだ。
 つまり、「うそ」「ほんと」は万太郎自身が抱えていた問題でもあったわけだ。
〈なにうそでなにがほんとの寒さかな〉〈何がうそでなにがほんとの露まろぶ〉を残している。万太郎は、愛人であった一子(かずこ)の死を追うように昭和三十八年五月、不慮の死を遂げた。七十三歳だった。句帖の最後に、〈一輪の牡丹の秘めし真かな〉〈牡丹はや散りてあとかたなかりけり〉があった。さて「牡丹の秘めし真(まこと)」とはどんな真だったのか。
・・・・嘘を重ねる人物は自己陶酔してしまうのだろう。何が嘘で何が真か自分でも分からなくなる。詐欺師然り、ウソの多い政治家然り、新聞記者の捏造記事然り、ウソで塗り固めた民族も然りである。

毎年よ彼岸の入りに寒いのは 正岡子規2021年03月23日

 3月もすでに下旬になった。今日は彼岸の明けになる。掲題の句は子規の母がつぶやいた言葉をそのまま句にしたという。
 今月の17日の彼岸の入りは寒かったかな。でも22日は朝早く資源ごみを出しに外へ出たら寒かった。帰宅まで風があり寒かったことは確かである。子規の言わんとするところは入りの日だけではなく、彼岸の間中寒くなるよという句意だろう。
 3/22は1月末以来コロナウイルスに罹病していた実弟が退院した。無事に帰還出来て良かった。あたかもお彼岸の最中というのも意味ありげに思う。というのも祖母は気管支が弱くて年中喘息に悩んでいた。それでも養生に努めて80歳を越えて生きた。
 私も咳がひどい夜などは祖母の夢を見ることがある。何かの業かと思うが温かくなって湿度が増えると咳が消え、忘れてゆく。今年ばかりは先祖のご加護があったと思いたい。

街路樹の山に誘ふや花辛夷 拙作2021年03月15日

桜通りに面した街路樹の辛夷。シデコブシに似ている
 丸の内界隈の街路樹の枝垂れ桜が咲き初めた。モクレンは紫色のつぼみを膨らませる。そんな中でシデコブシのような辛夷がぱっと咲いていた。開花期になったら東濃の山に出かけて見て見たい。湿地帯に好んで咲く絶滅危惧種らしい。

菜の花の黄色の先に海青し2021年03月13日

立木一成句集『渋柿』(自費出版)から

・・・渥美半島の先端辺りをドライブするとこんな景色に出会えることがある。海はもちろん三河湾である。

咲いたぞと大声あげてハクモクレン2021年03月12日

立木一成句集『渋柿』(自費出版)から

・・・名古屋市内の街路樹のハクモクレンもつぼみが膨らんでいる。もう咲いているところもある。あの大きな花が咲くとホントに春を実感する。

岩をさく雪解の水や音迅し2021年03月11日

立木一成句集『渋柿』(自費出版)から
・・・今時分の山野ではこの句の風景がぴったりである。

雪解川名山けずる響きかな  前田普羅

堀端を歩く愉しさ柳の芽2021年03月10日

立木一成句集『渋柿』(自費出版)から
・・・名古屋城の堀端である。名古屋キャッスルホテルの前の堀端には枝垂れ柳が植えてあった。柳の芽吹き時にそこいらを歩くことで春の息吹きも感じている。

春の鳶 寄りわかれては 高みつつ 飯田龍太2021年03月06日

 鳶が二羽、春の空に舞う。寄り合ったかと見ると、たちまち別れ、次第に空の高みへと、せり上がってゆく。まるで何かに押しあげられるように上昇気流に乗って。春を迎えて求愛の飛翔だろうか。
 この句の中七以下を細かく区切ってみると、「寄り」「わかれては」「高み」「つつ」のようになるが、いずれも鳶の刻々の動きを言葉で具象化してゆく表現。作者がいかに対象の動きを細かく文節化する才能に恵まれているかが判る。
 そして、その細分化された対象の動きを一気に力強い詠み方で合体させるとき、句全体はきびきびした律動を与えられる。昭和28年刊『百戸の谿』所収。

飯田龍太は2007年二月下旬に亡くなった。飯田龍太は飯田蛇笏の4男として誕生。「雲母」主宰を勤めるが、もう十数年も前に自分の結社も解散した。潔いと言えよう。日本芸術院会員。
以上
ブログhttp://poetsohya.blog81.fc2.com/blog-entry-1207.html?sp
から転載。
・・・まるで動画を見ているようなゆるやかな動きのある俳句でした。

いきいきと 三月生る 雲の奥 飯田龍太2021年03月04日

 確か、朝日新聞の大岡信のコラムで知った記憶がある。一読して大らかな把握、伸び伸びした表現に感心したものだった。
 未だコロナ禍は終息はせず、警戒しながらも生活する。ただしワクチンの国民的投与が始まる。今は準備中である。国民の多数が接種すれば沈下していくだろう。特に不特定多数の人に接する仕事の人は必須である。
 コロナ禍が終息の目途がついたら山に行くもよし。旅にも出かけたい。旅先で雲の動きを眺めて解放感に浸るが良い。