山岳雑誌を買う2021年08月16日

 空は曇り、このところ、自宅の窓から猿投山の見えない日々が続く。近場の喫茶店に行く。登山の予定をしている人には辛いお盆休みになった。ふと「岳人」の買い忘れに気が付いた。
 山岳雑誌「岳人」が市内主要書店の丸善2店を回っても売り切れていた。もともと入荷の少ない雑誌である。それで今日は日進市の書店に向かった。赤池の紀伊国屋書店には無かったが、「山の本」No116があった。中身を見ると黒部川上の廊下、小渋川の紀行が掲載されていたので、曾遊の沢旅を思い出すよすがとして購入した。他に飯田市の登山家・大蔵氏の記事も貴重である。
 さて、「岳人」は市内のモンベルか、とスマホでチエック。すると長久手店が近いと分かった。行ってみると4冊の残部があり、やっと買えた。目次を見ると売れた理由が分かる。三河本宮山のガイド記事、尾西谷の遡行ガイド記事が有益である。他にも岳人の創刊者たる伊藤洋平の記事も貴重である。滅多に注目されることはないが大きな足跡を残した。自身は登山者の踏み石になると言う。というわけで雨の中を走ったが思いが遂げられて良かった。