スパルタ教育における体罰の是非2026年05月25日

 戸塚ヨットスクールの校長とリベラルの女性との対論が面白いので気切ってしまった。

 どちらも正論で押し通すから結論は出ない。
 記憶では、戸塚ヨットスクールで事故死した子供は神奈川県の税理士の子供だった。忙しくて構っておれず、いつしか手の付けられない子供になった。多額のお金を払って入校させている。訓練は厳しいと聞くが成果があったからビジネスとして成り立っていた。しかし大切な子供を死なせた事実は重い。
 子育てに無頓着な親は結構いる。小説『瞼の母』は幼い頃に母に捨てられた話。拗ねてやくざになってしまった子供は母を求めて旅をする。架空の話なのに米原市のR22の付近に塑像まで建っている。しかし子捨ての事実があったのだろう。
 所属の山岳会でも著名な登山家にはなったが長男は暴力団の構成員になったと側聞。あるイベントで母子対面を見たが孫の誕生が和解の切っ掛けになったらしい。
 ココイチのカレーで大成功を収めた創業者は捨て子として育てられた。不動産会社の営業から自営に転じ、喫茶店を経営していたがその妻は多忙な時は子供を柱に紐で結んでいたという。その子はプロゴルファーになったらしい。
 逆説的な思い出話。勤務先の上司は京都大学工学部卒のエリートだったが、名前は捨三だったと記憶している。後に調べると捨て子は他人に育てられて立派な子供に育つという俗説があるらしい。わざと捨てるということがあったらしい。
 政治家の山口淑子こと李香蘭は子供のころ、中国人の知人に預けられて育った。中国語はペラペラ、中国に精通するが万里の頂上の境界で自分はどちらに落ちるか悩む。中華民国の裁判で戸籍謄本を取り寄せて日本人であることを証明できて処刑を逃れた。帰国後は政治家になった。
 要するに人間の成長というものは多数の人間にもまれて学んで人生の何たるかを知るのだろう。ヨットスクールの訓練で共にぎりぎりまでスパルタ教育に耐えた体験が後々に生きて来る。
 蝶よ花よと育てられたものの大学で左翼に曲がる学生があの浅間山荘事件につながった。どの学生も立派な学歴をもった優秀な子ばかりだった。それとオウム真理教に引っ掛かった学生も然り。やっぱり戸塚さんが主張するようにリベラルはダメなんだろう。

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